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富山のお花見スポットでカラダよろこぶ旬ランチ【カフェテラス マリーマリー(万里摩理)】桜の名所・呉羽山のカフェ

nan-nan 富山の情報

富山県の中心にあり、県の東西を分ける呉羽山。頂上の公園にある展望台からは富山平野と立山連峰が一望でき、四季折々の絶景を収めようとカメラを手に訪れる人も多いスポットです。

県内有数の桜の名所としても知られ、春には花見がてら散策する人で賑わいます。

富山平野と立山連峰を一望できる呉羽山


赤い屋根の休息スポット

その展望台から少し下ったところに、お花見や山の散策の合間のひと休みにぴったりのカフェがあります。

白い壁に赤い屋根が特徴の「カフェテラス マリーマリー(万里摩理)」です。

訪れた日は、ちょうど富山市内の桜が満開を迎えた日。

店の前にある立派な桜の大木も見ごろを迎え、華やかな雰囲気になっていました。

 

この眺めも見事ですが、「マリーマリー」の店内からは、さらに美しい景色を楽しむことができるんです。

大きな窓に広がる大自然のパノラマ


春は花見を楽しみながらカフェタイム

入り口のドアを開けた正面は、一面がガラス張り!

その向こうには木々が生い茂っていて、新緑、紅葉、雪景色…と四季折々の里山の自然を感じることができるんです。

 

春のこの時期はもちろん、桜。

窓の外の景色を間近に臨むカウンター席に座って、桜を眺めながら、のんびりとカフェタイム…なんとも贅沢な気分を味わえちゃいます。

素材の味を丁寧に引き出すドリンクやスイーツ

梅ジュース(580円)&冷やし白玉ぜんざい(800円)

茶色のドリンクは、店自慢の梅ジュース。

青梅と氷砂糖を漬け込んだシロップのようなものをイメージしていたら…全然違いました! 梅エキスをギュッと絞ったような、濃厚な味です。

 

支配人の大坪祐子さんに聞くと、大きな寸胴に青梅、砂糖、呼び水として料理酒を入れて、3日ほど煮込んで作るそう。それだけに濃厚さが一般的な梅シロップとは違って、水で割っても梅のさわやかな風味を感じることができるのです。

 

のどに絡みつくような酸味と甘み…散策でヘトヘトになった足の疲れも吹き飛ばすようなさわやかさを楽しんでいると「きょうのスタッフは、まだ薄めにつくる方なんですよ」と大坪さん。

 

「もっと濃い味が好き!という人もいるんです。クエン酸で疲れも取れますよ」(大坪さん)

人気のぜんざいは温かいものと冷たいものがあって、こちらは冷やしぜんざいです。

手作りの大きな白玉はもっちもち!店で炊き上げている小豆は上品な甘さで、抹茶ミルクやバニラアイスとの相性も間違いなし!

桜を感じるかわいいプレート


旬の食材を活かした「富山やくぜん」ランチ

桜プレート 1500円

お昼の時間帯には旬の食材をふんだんに使ったランチを味わうこともできます。

 

新春、ひなまつり、桜、新緑、紅葉…などなど、季節ごとにコンセプトを変えたプレートで、4月は「桜プレート」。

桜エビのごはんに、桜形の豆腐が入ったすまし汁、この日はシーズンが始まったばかりのタケノコの刺身もありました。

家庭料理をベースに、メニューは日替わり。富山の旬の食材をバランスよくたっぷり使うのがポイントです。

 

「薬膳の考え方に『身土不二』というのがあるんです。『身と土、二つにあらず』といって、人間の体と、暮らす土地は切っても切れない関係だという考え方。富山に暮らす人は、富山の物を食べることがエネルギーになるんですって」(大坪さん)

富山の食材を使用し、栄養バランスを意識したごはんは、くすりの街・富山市がすすめる「富山やくぜん」の認定を受けたこともあるんだとか。

 

「普通の家庭料理なんですよ。スタッフもみんな普通の主婦。でも料理って、フレンチもイタリアンも、行きつくところはやっぱり家庭料理なんですよ」と大坪さん。

 

窓からの景色を楽しみつつ、家族のためを思って作るようなやさしい手料理に癒されて、身も心もエネルギーチャージできそう。

 

食後は呉羽山を散歩して、全身で季節を感じるのはいかがでしょうか。

店舗情報

【カフェテラス マリーマリー(万里摩理)】

住 所 富山市北代8-1

営 業 9:30~18:00

定休日 月曜日

駐車場 あり

記事編集:nan-nan編集部

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