彦根から世界へ！ラーメンの可能性を追求し続ける『ラーメンにっこう』がリニューアル

7/26(金) 6:44配信

【ラーメンにっこう／滋賀県彦根市】

ひこにゃんでおなじみの滋賀県彦根市の
市街地から少し離れたとある場所。
JR河瀬駅から歩けば20分以上かかる田んぼの真ん中に
滋賀で伝説的なラーメン屋さんがあります。

彦根の中心地でもないのに、お昼にはいつも行列ができていて
国内には1店舗しかないのに、ヨーロッパに3店舗もある。

そんな『ラーメンにっこう』が、リニューアルするということで
お店にお邪魔してきました。

お店があるのは滋賀県彦根市宇尾町。
周囲に繁華街 ·や学生街、オフィス街があるわけでもなく
けっして良い立地とはいえない場所に
2005年にオープンした『ラーメンにっこう』。

お店の老朽化や店内の作業効率アップを理由に
全面リニューアルされることになりました。

この日はまだプレオープン中で
お店の周りに資材なども置かれてましたが
すでに営業再開を祝うお花も飾られています。
地元で長年、愛されてきた証拠。

店内は、カウンターとテーブルと座敷で約30席。
以前は倉庫として使っていたスペースをなくして座席を新設。
ゆったりと過ごしやすくなりました。

厨房もリニューアルされ
広々と作業しやすくなっています！

さっそく、実食！
20年前の開店時から提供されている定番の「鶏白湯」。
当時はまだ珍しかった「鶏白湯」でしたが
このラーメンが『にっこう』の人気を不動にした
20年間愛され続ける看板メニューです。
はじめて『にっこう』に訪れた人には、まず味わってほしい一杯。

『にっこう』の凄いところは、
毎月月替りで新商品がでてくるところ。
ラーメンの自由な世界を楽しんでほしいと
創作ラーメンやご当地ラーメンの開発に取り組んでいます。

定番メニューとなった「湖国ブラック」も
月替りメニューとして誕生したラーメン。
黒いスープには、彦根の老舗醤油店「水谷醤油」の
たまり醤油が使われています。

柚子胡椒の爽やかな辛さが決め手の「つけ麺」の主役は麺！
全粒粉の腰ある麺でさっぱりツルツル、箸が進みます。

常連客が楽しみにしているのは
毎月10日の「豚骨の日」なんだそう！

あっさり系からがっつり系までメニューも豊富で
何度行っても飽きないのが、人気の秘訣ですね。

お店のオーナーの西川さんは
「ラーメンをパスタに並ぶ世界的な食べ物にしたい」
という思いで渡欧し、現在、オランダで3店舗を展開中。
今年はボストンのフードフェスにも出店したそう。

日本のお店はオーナーと同じ思いで
ラーメンに向き合うスタッフで運営。
「ラーメンでわくわくしてほしいと思っています」と意気込みます。

世界を標準にしたラーメンの味は、
国内でもしっかり評価されていて
実際に、食べログの「ラーメン百名店」に10年連続選出。
滋賀県内のお店でこれほど連続して選ばれているのは
たぶんここだけ。

彦根から世界へ！
『ラーメンにっこう』の挑戦はこれからも続きます。

（取材・撮影　しがトコ編集部）

住所滋賀県彦根市宇尾町1366-2 電話番号 0749-28-2035 instagram https://www.instagram.com/la_men_nikkou

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