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岩井秀人(WARE)プロデュース『いきなり本読み!in東京国際フォーラム』をWOWOWにて放送 テレビシリーズ化も決定

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『WOW!いきなり本読み!』

岩井秀人(WARE)プロデュースの『いきなり本読み!』がWOWOWで動き出すことが、この度わかった。

まず一つ目は、2020年末に行われた、岩井秀人(WARE)プロデュース『いきなり本読み!in東京国際フォーラム』。その模様を2021年3月6日(土)夜6:00よりWOWOWで独占放送する。そして二つ目は、『いきなり本読み!』がWOWOWで5月よりテレビシリーズ化決定ということだ。

作家・演出家・俳優の岩井が2020年初頭からスタートさせた舞台イベント『いきなり本読み!』は、タイトルの文字通り、「集まった俳優たちが、それまで読んだこともない台本の“本読み”を客前でする」という企画のシリーズ。当日集まった俳優たちは、ステージ上で岩井から“まだ見たこともない”台本を渡され、配役を指示され、さらに順次役替えをしながら読み進めていく。その過程で、岩井の軽妙な演出に導かれ、俳優たちが役替えをしながら形作るキャラクターや物語が総体として立ち昇ってくるのが、この企画の醍醐味だ。

今回、テレビシリーズ化決定とともに、大盛況となった『いきなり本読み!in東京国際フォーラム』のレポートが届いたので紹介する。

『いきなり本読み!in東京国際フォーラム』  (C)平岩と毛利

WOWOWでは、松たか子、神木隆之介、後藤剛範、大倉孝二ら豪華俳優陣が出演し、演劇の本質に迫る企画「いきなり本読み!」の模様を、3月6日(土)よる6:00より独占放送する。
作家・演出家・俳優の岩井秀人のプロデュースとなる本企画の第5回は、2020年12月25日に東京国際フォーラムで開催。そのタイトルの通り、「集まった俳優たちが、それまで読んだこともない台本の読み合わせを客前でする」というもの。普段はなかなか見ることができない、俳優たちの貴重な本読み姿が見られるステージが話題を呼び、2020年2月に始まった企画ながらも、8月には下北沢の本多劇場にて2Days開催、9月には豊岡演劇祭2020にて初の地方開催も実現。そしてクリスマスとなるこの日には、いよいよ東京国際フォーラムで開催されることとなった。

『いきなり本読み!in東京国際フォーラム』   (C)平岩と毛利

ステージに登壇した岩井は、「2020年の2月に始まった『いきなり本読み!』ですが、3年以内に下北沢の本多劇場でできればいいかなと思っていたら、同じ年のうちに、有楽町の“大きめの本多劇場”でやることになりまして。本当に感謝しております。今日はスペシャル版ということで、皆さんお待ちかねの演者さんたちを呼び込みたいと思います」とあいさつ。その言葉に促されてステージに登壇した、松たか子、神木隆之介、後藤剛範、大倉孝二ら豪華俳優陣を「世にも珍しい、これから何をするのか分からずに舞台上に上がってきた俳優さんたちです」と紹介し、会場を大いに沸かせた。

『いきなり本読み!in東京国際フォーラム』   (C)平岩と毛利

この日の意気込みを尋ねられた後藤は「目の前が真っ白です」とコメント。続く大倉は「本当に楽しくないですね。なんでこんなことをしなきゃいけないのか」とボヤいてみせて会場は大笑い。さらに松が「今年の仕事納めです。ありがとうございます」と続けると、最後に神木が「国際フォーラムってこんなに大きいのに、私服で来てしまいました」とそれぞれにコメント。そんな中、登壇者にとっては初見となる台本を手渡した岩井が「僕が舞台上に立たせていただく中で、本番も面白いんですけど、稽古場でもいろんなことが生まれます。全然予定調和じゃない瞬間が面白い。俳優と台本が出会った瞬間というのが面白いと思って、そういうことをいつも稽古場で体験しているので、それをお客さんも共有してもらえたら、という思いでやっています」とこの日の趣旨を説明。登壇者たちはタイトルも内容も知らされないまま、本読みがスタートした。

『いきなり本読み!in東京国際フォーラム』   (C)平岩と毛利

まず岩井が発表したそれぞれの配役は、神木がニュースキャスター、松がオオモリ、大倉がナルミ、後藤がシンジ。そしてト書きは、岩井が読み上げることになった。病室のシーンから始まった台本のセリフを探り探りで読み上げる登壇者たち。作品名も知らされず、自分が演じる役がどんな役なのかも分からない状況で、「大丈夫なの? これ」とボヤいてみせる大倉。そんな役者陣に対して岩井も、「この役はヤンキーだと思うんですよ」「ニュースキャスターはもうちょっと事件性を強めてみましょうか」など独自の解釈の演出指示を与えて、彼らを翻弄(ほんろう)。その指示に右往左往した役者陣が「どういうこと!?」と七転八倒すればするほど、会場も大盛り上がりとなっていった。そしてその後も、シーンが変わるたびに配役を変えて読み合わせを実施。その都度、岩井からは、「役の性別を変えてください」「歯のない老人になってもいいかな」といった、役者を惑わせるようなムチャぶり演出が次々と飛び出し、会場は大盛り上がり。そしてそれに何とか食らいつこうとする役者陣のプロ根性あふれる芝居は見応え充分で、笑いを織り交ぜながらも、観客を物語の世界へとどんどん誘っていく。

そして物語が佳境を迎えたその時、「ここでおしまいです。どうも本日はありがとうございました」と本読みの終了を宣言した岩井。終始、台本と格闘し続け、見事に読み合わせを終えた役者陣に、会場からは大きな拍手が送られた。なお、この日に読み合わせた作品は何なのか、それは本編を観てのお楽しみとしていただきたい。

『いきなり本読み!in東京国際フォーラム』   (C)平岩と毛利

また、5月からWOWOWにて放送される『WOW!いきなり本読み!』と題したオリジナル版は、企画内容や初回放送の出演者など、詳しい情報は後日発表となるそうだ。『いきなり本読み!in東京国際フォーラム』の放送とともに楽しみにしよう。

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