上越総合技術弓道部 4年ぶりインターハイ!めざせ予選突破
今月末から鳥取県で開催されるインターハイの弓道競技に、上越総合技術高校が男子団体と個人で出場します。
インターハイに出場する上越総合技術高校の弓道部です。
写真提供:上越総合技術高校
弓道部は、6月上旬にかけて行われた県大会の団体戦で優勝し、4年ぶりに全国の切符を手にしました。
笠原雄太 さん
「仲間がしっかり当ててくれた。ノリに乗っていけた。全国が決まりうれしかった」
団体戦は5人制です。弓道は直径36センチの小さな的をめがけて28メートル離れた場所から矢を射ります。
大会では、緊張すると焦って早く矢を射ってしまう傾向がみられるため、普段の練習では、弓矢を引いた状態を5秒以上維持してから矢を放つよう意識しています。
部員は一人一人のレベルを上げるため、大会ごとにメンバー同士で的中率をシートに記入し成績を競い合ってきました。
笠原雄太 さん
「(部内に)ライバルがいて、ずっと張り合っている。最近は負け気味なので頑張っていきたい。練習で どうすれば当たるか話し合っている」
このほか、強さの秘密には選手を支える3人の指導者の存在があります。3人とも弓道経験者の教員で、過去にも指導した高校を全国大会や全国選抜に導いた経験があります。選手はアドバイスが的確だと話します。
選手
「分かりやすい」
「自分だと分からないところが、先生に見てもらうことで改善」
男子団体戦には、全国から58校が出場します。予選で上位32チームに入ると決勝トーナメントに進むことができます。目指すは予選突破です。
一方、個人戦には、県大会で2位に輝いた部長の武田禅さん3年生が団体に続いて初出場します。
武田さんの持ち味は、矢を射る体勢や弓を引くタイミングなどの安定感です。
個人戦出場 武田禅さん
「4射3中以上している。4射4中できるように頑張っている。個人戦は周りに知らない人がいる。緊張する場面もあると思うが、自分の射に集中したい」
インターハイの弓道競技は、今月末から鳥取県で行われます。