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テイラー・スウィフト、新アルバムで“犬猿の仲”キム・カーダシアンを攻撃

Techinsight

テイラー・スウィフトが最新アルバムで、キム・カーダシアンをディスったと話題に。2009年のカニエ・ウェストの発言以来、2人は確執が続いている

テイラー・スウィフト(34)がリリースした最新アルバムで、犬猿の仲として知られるキム・カーダシアン(43)との確執が再燃した。アルバムの収録曲には、テイラーが学生時代のいじめっ子を回想する歌詞が綴られている。するとファンの間では、この楽曲のタイトルや歌詞の内容がキムのことをディスっていると話題になった。

【写真】新アルバム『ザ・トーチャード・ポエッツ・デパートメント』をリリースしたテイラー。“歌詞に込める”のはいつものこと?

テイラー・スウィフトの通算11枚目となるオリジナルアルバム『ザ・トーチャード・ポエッツ・デパートメント(The Tortured Poets Department)』が、米時間19日(日本では20日)にリリースされた。

アルバム収録曲の中では、テイラーが長期にわたって確執が続いているキム・カーダシアンを攻撃しているとみられる歌詞が登場する。

テイラーとキムの不仲が始まったのは、2009年の『MTV/ビデオ・ミュージック・アワード(VMA)』授賞式がきっかけだった。

テイラーが「Best Female Video」部門を受賞すると、当時キムの夫だったカニエ・ウェストがステージに乱入し、受賞スピーチをするテイラーのマイクを奪い取ったのだ。そしてカニエは観客に向かって、「ビヨンセこそ最高のアーティストだ」とアピールした。

2016年には、カニエが自身の楽曲『Famous』で「俺はテイラー・スウィフトと寝るかも」「俺があのビッチを有名にしてやった」とラップした。これに対しテイラーが猛批判すると、キムは「夫は事前にテイラーに電話して、歌詞についての理解を得ていた」と言い、2人が電話で話す映像を公開した。テイラーはこれにも反論し、夫妻とは絶縁状態になった。

そして今回、テイラーがリリースした新アルバムには『thanK you aIMee』というタイトルの楽曲が収録されている。タイトルでは“K”、“I”、“M”のアルファベットが大文字であることから、多くのファンはキムに向けたものだと確信したようだ。

同曲の歌詞は、テイラーが故郷を振り返り、学生時代のいじめっ子との関係を回想するものだ。そこには「スプレーで日焼けした銅像」の“Aimee(エイミー)”があり、銅像の銘板には「私を学校の階段から突き落とすと脅す」と刻まれていると綴っている。

そして「あなたが私に感じさせたことが許せない」「夜空に向かって “くそったれ、エイミー”と叫んだ。血が噴き出るように」と憤慨している。

さらにテイラーは、女性同士の戦いは「フェアなもの」や「一発で仕留める」ものでもなく、エイミーに自分の墓を踏みつぶされ、ことあるごとに「地元紙の見出しで笑い飛ばされた」と非難している。

しかしその後には、「でも、あなたが私を癒してくれたことは忘れられない」と相手を称える部分もある。

テイラーが新アルバムでキムをディスったとみられることに、SNSではこのような意見が飛び交った。

「キム・カーダシアンはついに、自身にふさわしいディス・トラックをテイラー・スウィフトから手に入れたわね。」
「テイラーは正しい!」
「キム、あなたはいじめっ子だよ!」
「良くやった、テイラー。そろそろ、才能のないプラスチックの連中を罵倒しても良い頃だ。」

一方では、「テイラーだって、いじめっ子じゃないか」「億万長者でナルシストの2人には、問題があるようね」「2人とも大人なのに、まるで14歳のような振る舞いだ」など、長年続く確執に食傷気味の声も見受けられた。

画像2枚目は『Taylor Swift Instagram「“I wish I could un-recall how we almost had it all.”」』より
(TechinsightJapan編集部 寺前郁美)

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