店内で手打ちする蕎麦が絶品!リニューアルした塚口『千ふく』でランチを満喫 尼崎市
天然魚や近江牛のシャトーブリアンなど、厳選食材を使った料理を提供する尼崎市の和食店『千ふく』。お昼は手打ちの「一九蕎麦」が楽しめると聞き、足を運んできました。
最寄り駅の阪急 塚口駅からは徒歩約6分。創業16年目を迎えた今年5月に店舗をリニューアルし、洗練された上品な店構えへと生まれ変わりました。
店内の雰囲気もモダンで高級感あふれるものへと変化しています。
テーブル席も木目が美しいテーブルにクッション性のある椅子で座り心地は抜群です。
今回、特別に手打ち蕎麦の様子を見学させてもらいました。工程は全部で約8つ。その最初に行うのが「水回し」と呼ばれる作業で、蕎麦づくりの出来を左右する最も重要な工程なのだそうです。
そば粉9割・小麦粉1割を合わせた粉に水を数回に分けて混ぜていきます。その日の気温や湿度によって加える水の量を調整する必要があり、まさに職人の経験と感覚が問われる工程です。
水回しを終えたら、コシを出すために生地を丁寧に「こね」ていきます。
続いて行う「菊練り」では、手のひらで押し出すように生地をまとめていきます。名前の通り、菊の花を思わせる模様が現れました。
続く「角出し(つのだし)」では、生地がまた違った愛らしい形に変化。工程を追うごとに蕎麦への愛着が湧いてきます…(笑)。
さらに生地は丸い形へと変化。蕎麦づくりの過程で、これほどさまざまな形に姿を変えていくとは思っておらず、その奥深さに驚かされました。
その後その丸い形をのし棒でのばしていきます。「のばす」というより、下へ押し出すようにして生地の厚みを均一に整えていくのが特徴です。
粉だったものが美しい四角い生地へと変化し、ようやく私たちがイメージする「蕎麦」の原型が見えてきました。
生地を折りたたみ、1本20~21cmほどになるよう包丁で丁寧に切り分けていきます。
約30~40分をかけ、ついに手打ち蕎麦が完成!!
ランチには、蕎麦にお通しやご飯ものが付く「平日限定セット(2,200円)」や、天然魚のお造りや天ぷらなどを楽しめる「ちょっと贅沢ランチ(5,500円)」などを用意。
今回は、おすすめの「そばとろ」と「海老天そば(冷)」を試食させていただきました。
打ちたての蕎麦は透明感があってとにかく「美しい♡」の一言。そば粉には北海道の幌加内産のものを使用されています。
まず蕎麦だけをいただくと、のどごしなめらかで蕎麦の風味が口に広がります。
つゆにとろろが入った珍しい「そばとろ」は、そばにとろろが絡みつきとろろ好きな筆者にはたまりません。細麺なので食べやすくするすると喉を通っていきます。
途中ついてきた「からし」をつけて食べると、甘みのあるとろろと意外にも相性よく、新たな味の扉を開けたような感覚でした。
「器からはみ出すのでは!?」と思うくらい大きな海老が2本も入った「海老天そば」。
身はブリブリの食感で食べ応えは抜群です。
蕎麦は大根おろしと絡めるとさっぱりとしてするするとすすって完食してしまいました。
お店をリニューアルするにあたり、二八から蕎麦の風味をもっと感じてもらおうと「一九」の割合に変え、麺も細麺に変更されました。
上質な空間でいただく蕎麦は絶品で、何より毎日愛情込めて打った「手打ち蕎麦」が気軽にいただけるのは本当に嬉しい限りです。
場所
千ふく
(尼崎市南塚口町2-13-17)
営業時間
【ランチ】水~日 11:30~14:00
【ディナー】火~日 17:30~23:00
定休日
月曜日、第1日曜日