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千葉県「白井」地名の由来は? 市民から質問多数も、史料見つからず

ちいき新聞

千葉県「白井」地名の由来は? 市民から質問多数も、史料見つからず

千葉県北西部に位置する白井市は都心まで約30㎞、東京のベッドタウンとして発展してきました。

人口も今や約6万3千人となり、諸施設も整備されていますが、「白井」の地名の由来に関しては諸説あるものの、定説がないといいます。

後に白井市に発展

白井の地名が記録された最古の史料は1602(慶長7)年の水帳(検知帳)で、「白井郷」と記述されています。

「郷」は複数の村々が集まったもので、現在の市南部に位置します。

1631(寛永8)年に江戸幕府が鹿嶋道(木下街道)を整備すると、宿場が設けられ、「白井宿」と呼ばれました。

1889(明治22)年に白井村ができ、その後白井町となり、2001(平成13)年4月に白井市となりました。

北総鉄道白井駅近くの住宅街

市民から質問多数も、史料見つからず

市の広報「しろい」2月15 日号で「白井」の由来についての記事を掲載しました。

市民から「地名の由来は何か」という質問をよく受けることから特集したといいますが、「由来を記録した古文書はなく、判然としません」。

水堰説やきれいな水説、決定できず

「白井」の名の由来は、次の4つが考えられています。

一つ目は「水堰(みずせき)」。

台地に雨水が流れて水の流れを止める堰を造り、これが農地となりました。

水の波(浪)が造ったので、「之浪堰」と呼ばれ、これが「代堰」と変わり、最終的に「白井」となりました。

二つ目は「きれいな水の井戸」。

この地はきれいな水の井戸で知られることから、「知る井」となり、なまって「しろい」となりました。

三つ目は地域の「水のきれいさ」。

水のきれいさを「白い」と表現し、白井となりました。

四つ目は「冨谷」という富んだ谷津に囲まれた場所に村を開いて、谷津田の開発が進んだ結果、苗代に囲まれるようになり、「冨谷」が「代囲」となり、白井に変化しました。

しかし、白井市教育委員会生涯学習課の学芸員、戸谷敦司さんは「その他にも説があり、どの説が正しいと決定する史料はない」と冷静に語ります。

現地を歩いてその由来を考えてみるのも、よき時間になるでしょう。(取材・執筆/ソバ)

木所沢中村家文書

※問い合わせ 電話番号/ 047-492-1123 白井市教育委員会 生涯学習課文化班

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