ヤクルト・高橋奎二と巨人・菅野智之が今季2度目の先発 昨季不振に苦しんだ2人の投げ合いに注目
本拠地・神宮で高橋奎二が鹿児島の借り返す
9日に6年ぶりに鹿児島で主催試合を行ったヤクルトは本拠地・神宮球場に戻り、巨人と対戦。予告先発はヤクルト・高橋奎二、巨人・菅野智之と発表された。
9年目左腕は昨季開幕ローテ入りを果たすも、20試合に登板して4勝9敗、防御率4.60と不本意な成績に終わった。巻き返しを期す今季も開幕ローテ入りし、4日の広島戦（マツダスタジアム）に先発。7回110球を投げ、5安打2失点（自責点0）と好投するも、逆転負けで初勝利はお預けとなった。そこから中6日で今日の登板に臨む。
巨人戦は昨季4試合に先発して、2勝2敗、防御率4.30の成績。3試合登板した神宮ではいずれもQS（6回以上自責点3以下）を記録しており、相性は悪くない。10打数3安打2本塁打の岡本和真、6打数3安打2本塁打の坂本勇人の主軸2人の一発には気をつけたい。
チームは4月に入ってから4連敗を喫するなど、1勝5敗と投打がかみ合わない試合が続いている。前回登板と同様に、味方の援護を信じて自身の役割を全うし、今季初白星を手にしたいところだ。
7回零封で今季初勝利挙げた菅野智之
一方、巨人の先発は菅野智之。昨季は右肘の故障などもあり、自己ワーストの4勝に終わったベテラン右腕は、4日の中日戦（バンテリンドーム）で今季初先発。7回90球を投げて、4安打無失点の快投で今季初勝利を飾った。そこから中6日で今日のマウンドに上がる。
ヤクルト戦には昨季3試合に先発するも、0勝1敗、防御率5.87と不甲斐ない成績。オスナとサンタナの両助っ人に、それぞれ6打数2安打1本塁打、7打数4安打と打ち込まれていた。2人とも現在好調なだけに、今日の対戦でも細心の投球を心がけたい。
現在チームは2連勝中。開幕カード以来の勝ち越しへ、敵地での3タテ危機を救った元エースが今度は上昇気流に乗せる投球を見せ、さらなる存在感を示したい。
その他の試合の予告先発は以下の通り。
【セ・リーグ】
阪神・西勇輝－広島・大瀬良大地（甲子園）
【パ・リーグ】
オリックス・山下舜平大－楽天・内星龍（京セラD大阪）
ソフトバンク・大関友久－日本ハム・北山亘基（北九州）
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記事：SPAIA編集部