食べ物で梅雨時期のメンタルをコントロール! - Yahoo! JAPAN

Yahoo! JAPAN

食べ物で梅雨時期のメンタルをコントロール!

みんなの暮らし日記ONLINE

体調も気分も落ち込みがちな梅雨、元気に乗り切るためのコツを教えてもらいました。梅雨が明けたらやってくる猛暑に備えるためにも、しっかり養生しましょう。

 こんにちは。料理家・国際中医薬膳師の齋藤菜々子です。

 長らくの自粛生活もあいまって、なんだかやる気が起きない、食欲がない……など、なんとなく鬱々として気分が晴れないことはありませんか?

 五月病などもよく聞く話ですが、この時期はやる気の低迷や体調のちょっとした不調が出やすい時です。

 なぜこのような不調が起きるのか? その理由とそんな時にぜひ食べてほしい食材をあわせてお伝えします。

季節の変化に備える

 薬膳には、根本に「予防」の考えが強くあります。

 なんとなく不調を感じているうちに、病気になる前に、体調を正そうという考え方です。

 その「予防」において、基本にあるのが「季節変化」です。

 大なり小なり影響を受けない人はいないといえるほど、季節の変化は、私たちの身近で起きています。たとえば、夏になれば発汗量が増える、冬になれば朝起きづらくなる……など、普段意識しないようなことも、季節による体の変化です。

 このようなちょっとした変化が、その時のその人の体調により、何ともなく受け流せることもあれば、大きな不調となって現れることもあります。

梅雨の時期に起きやすい体の不調とその対策

 薬膳の発祥地である中国は、地理的に日本と近所の国なので季節変化も似ている部分が多く、薬膳には日本人にも活かせることがたくさんあります。

 まず、中国も日本と同じく「四季+雨季」で成り立っています。中国では、夏の後に雨季がくるので、「長夏(ちょうか)」と呼ばれますが、これは日本でいうところの「梅雨」と同じです。

こんな不調、出ていませんか?

 梅雨の時期、なんだか気分が晴れない、食欲が減退している気がする、ときには頭痛がすることも……。

 こんな体の変化があったら、それは「湿気」が原因。

 「重く、べたつく」という特徴のある湿気が、消化に影響を及ぼしているのです。

 消化は、食べたものを体の下部へとおろしていくだけではありません。手先や足先、さらには頭の先まで重力に逆らって全身へと栄養を送るのが「消化」で、本来とても力持ちな働きをしています。

 そこに重たい水分(=湿気)がいつも以上にかかってくるので、消化に大きな負担が生じます。雨季に食欲が減退したり、体が重く疲れやすくなるのはそのためです。

 これに加え、湿気の不快感もあるので、気持ちまで落ちてしまいます。

湿気の自己診断ポイント

・体が重だるい

・食欲が減退している

・下半身がむくみやすい

・便がべたっとして柔らかい

・舌のふちが波打っている(むくんだ舌に歯列のあとがついている状態)

 上記に気になるものがあれば、体に湿気がたまっているサインかも。そんな方は、ぜひ次のことを意識してみてください!

調理のコツ

油ものを多くとりすぎない

 油は消化機能にさらに負担をかけるので、症状が悪化する恐れがあります。蒸す、ゆでる、少ない油で炒めるなど、調理法も工夫してみてください。

食材選びのコツ

利尿作用のあるものを選ぶ

 体に水分がたまりやすいのは季節の特性上仕方ない部分もあるので、その分しっかり代謝できる食材をチョイスするとよいです。

 おすすめは、なす、きゅうり、冬瓜などの瓜類や、あずき、とうもこし、麦茶や緑茶、コーヒーなど。

 スーパーのお米コーナーで見かけたら、ハト麦もおすすめです。洗って1時間浸水し柔らかくなるまで20~30分ゆでて戻します。ご飯に混ぜ込んだり、サラダに入れたり。ゆでた後、冷凍保存も可能です。

香りのよいものを選ぶ

 しそ、みょうがなどの薬味類や大根、ニラ、柑橘系の果実、ジャスミン茶など爽やかな香りの強いものは、鬱々とした気分を晴らしてくれます。

 最後に薬味類をたっぷり食べられるうどんと、グリルに入れっぱなしで作れる焼きなすのレシピをご紹介します。

 うどんは、めんつゆでももちろんOKですが、さっぱりニラだれ、ごまだれのレシピもご紹介しますので、お好みで作ってみてくださいね。

じめじめ気分を晴らす 薬味たっぷりうどん

 

材料(2人分)

冷凍うどん 2玉 大根 4㎝ 大葉 4~5枚 みょうが 1個 さっぱりニラつゆ ニラ(2~3mm幅に刻む) 3本 めんつゆ(3倍濃縮) 100ml 水 180ml 酢 大さじ1/2 こっくり胡麻つゆ 味噌 大さじ2 白練りごま 大さじ2 めんつゆ(3倍濃縮) 大さじ1 白すりごま 大さじ1 砂糖 小さじ1 水 150ml

作り方

大根は皮をむきすりおろす。大葉は千切りに、みょうがは小口切りにする。 つゆはそれぞれすべての材料を混ぜ合わせておく。 冷凍うどんを袋の表示通りにレンジ加熱し、冷水にとり、もみ洗いしながら締める。 麺の水気を切って器に盛り、氷を散らす。好みのつけ汁につけ、薬味をトッピングして食べる

グリルにお任せの焼きなす

材料(2人分)

なす 2本 しょうが(すりおろし) 適量 かつお節 適量 しょうゆ 適量

作り方

なすはヘタの周りに切り込みを入れ、縦にも数本浅く切り込みを入れる。 魚焼きグリルで、強火で12~13分焼く。片面焼きのグリルの場合は、途中で返す。竹串がすっと通ればOK。 耐熱皿にとり、熱いうちにぴっちりラップをして、そのまま10分蒸らす。

皮をむいて、ヘタを落とし3等分に切る。器に盛り、しょうが、かつお節を散らし、しょうゆをかけて食べる。

【関連記事】

おすすめの記事