“幻のバター”使用のサクじゅわフィナンシェが絶品♡逆瀬川『PARTAGER UN CADEAU』 宝塚市
神戸の花隈で大人気だったフランス菓子専門店『PARTAGER UN CADEAU(パルタージュアンカドー)』が、6月に宝塚の逆瀬川に移転オープン。さっそく取材に行ってきました。
お店ができたのは阪急「逆瀬川駅」東口から徒歩で3分ほどの場所。青色のドアが象徴的なおしゃれな店舗です。
フランスの青空をイメージしたという青と白でデザインされた店内はすごく素敵な空間。
内装は細部にまでこだわったそうで、入口すぐのタイルもかなり可愛いです。
美味しいものに出会った時にまた食べたいと思ったり誰かに食べてほしいなと思うそんな"お裾分け気持ち"をコンセプトにする同店。店名の「partager un cadeau」はフランス語で"お裾分け"という意味です。
提供しているのは「フィナンシェ」「カヌレ」「マドレーヌ」などのフランスの伝統的なお菓子。
中でも同店の看板商品でもありルーツでもあると言えるのがこちらの「フィナンシェ」。素材にこだわり、国内のあらゆるバターを試した結果、行き着いたのが味と希少性から"幻のバター"と呼ばれるカルピスバター。
カルピス製造に必要な脱脂乳を生乳から抽出する際に出る脂肪分を原料としていることから、生産数が限られているバターだそう。同店のフィナンシェではこのバターを贅沢に100%使用しています。
テイクアウト専門のお店ですが、特別に店頭でフィナンシェを試食させていただきました。
高温のオーブンで短時間で焼き上げるそうで外はカリッとしていて中はしっとりとした食感。バターの風味を最大限味わえるようにシンプルな素材のみで作られているのだそう。
口に入れた瞬間からカルピスバターのコク深くてクリーミーな味わいが口の中にじゅわ〜と広がり、あっさりとしているのにコクが深い。カルピスバターとの相性を考え厳選したというアーモンドの香ばしさも感じることができる絶妙なバランス。これは美味しいです!
ほかのお菓子も食べてみようとテイクアウトしました。
何種類かをチョイスするつもりが結局その日提供されていたものを全種類コンプリート。
ボルドーカヌレ協会に伝わるレシピを忠実に再現し、フランス産ネグリタラムと最高級のマダガスカル産バニラビーンズのみを贅沢に使ったという「カヌレ」は外側はガリガリとした食感で中はもっちり。ラム酒がほんのりときいた上品な味でした。
フィナンシェと並ぶ人気商品だという「ガレットブルトンヌ」はザクザクとした食感でほのかな塩気がたっぷりと使用されたカルピスバターの上質な味わいをさらに引き立てていました。
しっとりとした口当たりを実現するためにミネラルが豊富な糖蜜を結晶と分離せずに固めた含蜜糖である「和三盆」を使用した「和三盆マドレーヌ」は驚くほどジューシー。カルピスバターとの組み合わせによりあっさりと上品な甘さなのにしっかりとコクのある味わいでした。
同店のお菓子は大き過ぎず小さ過ぎずといった感じで、あれもこれも食べたい!という人にはサイズもちょうど良いサイズ感です。
ギフトボックスでの販売もやっているので手土産にも良さそうです。オンラインショップもあるので来店できない方でも購入できます。
週末限定で香り豊かなアーモンドと、ほろ苦いキャラメルが特徴のフランスの伝統菓子フロランタンをざくっと食感のタルトに仕上げた「タルトフロランタン」の提供もあるそうです。
"美味しいかったので友人にも食べてみてほしいなぁ"同店のお菓子を食べて筆者も"お裾分けの気持ち"になりました。
場所
PARTAGER UN CADEAU(パルタージュアンカドー)
(宝塚市中州1丁目2-12)
営業時間
12:00〜17:00
定休日
水・木