サビキ仕掛けの自作方法を解説 面倒くさいけど釣れれば喜びもひとしお
寒い冬は家で来シーズンに向けて仕掛けづくりなんていかがでしょう?今回はファミリーフィッシングの定番「サビキ仕掛け」の作り方を紹介します。自分で作った仕掛けで釣れば、小さなアジでもイワシでも感慨一入!
サビキ仕掛けを自作
いよいよ冬本番で寒い日が続いています。漁港や波止の小物釣りも終わりを告げて、ファミリーで遊ぶ人たち、海の小物釣りファンは来シーズンの釣りを早くも待ち遠しく思っているのかも知れません。
そこで今回はオフシーズンに楽しめるサビキ仕掛けの作り方を紹介しましょう。少しだけ根気が必要となるかも知れませんが、作り方は簡単です。
自作サビキ仕掛けの材料
まずは材料など写真で紹介したいと思います。
メインボディに使う材料ですが、上段は百円ショップで購入できるアイキャッチ用のテープ。中段は市販のサバ皮とハゲ皮、隣が風船と荷造り用の紐、その隣はポケットティッシュが入っている袋、お弁当などに付いているお手拭きです。これらは写真Aの中央下の形に切ります。
この素材は全て真夏に8回テストして何度も2匹以上釣れたものです。ただし、釣れるか釣れないかを決めるのは、その時に合ったハリやハリスの太さを使っているかどうかで決まります。小アジやイワシの場合は3~4号のハリがよく釣れますが、サバなどはもう一回り大きくてもよく釣れます。
下準備
さてハリの作り方ですが、写真Aの材料を中央下段の形、逆三角形に切り出しておきます。大きさはハリの幅程度で、長さはハリの長さの倍まで。
ティッシュやお手拭きのビニールはそのままでも釣れますが、できるなら写真の右から二番目の様な細かいラメの入ったマニキュアを塗布しておくともっとよくなります。
サビキバリ作成手順
次は作り方の例を以下の1)から4)のように写真にしておきましたから参考にして下さい。
1、ハリに下糸を巻く。
2、メインボディ材を乗せ、真ん中で巻きとめて折る。
3、カットしたサバ皮やビニールを巻きとめる。
4、最後にハーフピッチでとめる。
利用したメインボディ材は写真Bのウィリー横のシラスファイバーです。
これだけでもよく釣れるのですが、スタイルをよくするためにその横のフラッシャブーを二、三本と少なめにしてなおかつ短めにして使いました。長過ぎると魚が掛かりにくくなりますが、魚を呼ぶには最良の材料です。
また後からハリスを括りますから(内掛け結び)、ハリのチモト部分を少し開けておきます。
ハリスの取り付け
ハリの括り方は写真でお判りかと思います。
1、約15cmの長さに切って輪を作る。
2、輪の左側を右に寄せる。
3、左側のイトをチモトに5回ほど巻いていく。
4、巻いたらハリの耳部分のイトを引いて締める。
どんな括り方でもいいと思いますが写真②の左側のイトを右に寄せているのは、イトが反対側に回っている時がありますので、用心のためです。
仕掛けに仕上げる
仕掛けに仕上げる場合は、ハリが3~4号なら幹糸0.8号くらい、ハリスは15cmくらいで0.4号。5~6号バリならミキイト1号くらい、ハリスは0.5号くらいがお勧めです。
間隔は15cm~20cm間隔で取り付けますが、くくり方はイト2本揃えて輪を作り2回ほど巻き付けて締めればOKです。真冬のサバや中アジを狙うなど、ハリが大きくなる場合はミキイト2号以上、リスは0.8号以上が無難で、くくり目には瞬間接着剤を。
<森宮清釣/TSURINEWSライター>
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