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1時間かけて煎茶を堪能!"味わったことのないようなお茶"を楽しめるお店【札幌カフェマップ】

SASARU

日本茶インストラクターの資格を持つ店主が営む『日本茶と和菓子 f』。

味わったことのないようなお茶を提供してくれると話題のお店です。

用意されているのは8品種の煎茶

「当店では煎茶を8品種用意をしており、すべてがシングルオリジンという単一の品種」と話すのは、店主の福澤秀明さん。

メニューには産地やテイストコメントのほか、その特徴がグラフに並べられ分かりやすく表現されています。

「煎茶と和菓子のセット」か「煎茶と季節の和菓子のセット」を選ぶと、約1時間かけて様々な淹れ方、器でお茶を提供していただけるんだそう。

煎茶をじっくり味わう贅沢な時間

1煎目は、ぬるめのお湯で抽出し、お茶本来の旨みを味わいます。

低い温度で淹れることで、苦みと渋みを抑えることができるんだそう。

この日選んだのは、鹿児島県の「おくゆたか霧島」。

福澤さんによると、鹿児島のお茶は深蒸し煎茶。
摘んだ葉を高温で一般的なお茶よりも少し長めに蒸しており、旨みや甘みを抽出しやすいのが特徴なんだとか。

2煎目は急須のお茶を氷で冷やし、ワイングラスで用意される冷たいお茶。

和菓子を選んで一緒にいただきます。

用意されているのは、福澤さんの実家や親戚が営む老舗和菓子店の商品です。

ワイングラスで飲むお茶は、1煎目に比べて香りが印象的。

味の輪郭がはっきりと伝わってきます。

3煎目は、高めの温度で抽出したお茶。

茶菓子とドライフルーツと一緒に味わいます。

抽出し終えた茶葉は、かつお節とだし醤油を加えた「おひたし」にしていただけますよ。

日本茶を"味わってもらいたい"

「日本茶は、食事の最後に無料で出てくる習慣が根付いている」と福澤さん。

ただのどを潤すのではなく、味わってもらいたいという思いがあったといいます。

1時間かけてお茶を味わう。

その贅沢な時間は、日本茶ならではの楽しみ方ですね。

日本茶と和菓子 f
住所:札幌市中央区大通西25丁目2-12
定休日:不定休

*「いっとこ!」10月21日OAのものです
(上記の情報は記事作成時点でのものです。
最新の情報は各店舗・施設にお問い合わせください)

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