札幌から40分!信じられないくらい神秘的な沼が突然現れる!?本格ハイキングへ
北海道生まれ北海道育ち。生粋の道産子であるHBCアナウンサー・堀内美里(ほりうち・みさと)が、趣味である「登山」と「山ごはん」を連載。
自分の足で歩いた先にある絶景と、おいしいごはんは、もう最高です!
文化部出身・運動神経ゼロの私でも楽しめる「コスパはなまる山」を紹介していきます~!
連載「堀内美里の言いたいことは山々ですが」
※北海道の山に登るときは、クマについても知っておきましょう。「クマに出会ったら」「出会わないためには」の基本の知恵は、HBCのサイト「クマここ」で、専門家監修のもとまとめています。
札幌中心部から40分で本格ハイキング!
日付:2026年6月16日
空沼岳(標高1251メートル)
北海道・札幌市
登り3時間30分、下り2時間30分
山頂(見晴台)からの絶景度 ★★★★☆
登山レベル ★★★☆☆
周辺の施設充実度 ★★★☆☆
札幌市内からのアクセスの良さ度 ★★★★★
個人的おすすめ度 ★★★★☆
ポイント
●往復17キロのロングコースだけど、意外と疲れない
●ふと現れる美しい沼は心奪われる絶景
●札幌市街地から1時間弱で到着できるアクセスの良さ
登山レポ
札幌で登山を楽しむ人たちに何度もおすすめされてきた「空沼岳」。
存在は数年前から知っていましたが、虫が多いという情報と、往復17キロという距離におののき、なかなか踏み出せずにいました。
往復17キロって、トムラウシ山と同じですからね…。去年、相当つらかった思い出があります。
しかし、最近は仕事やら天気やらで全然本格的な登山ができていない。
登山用の筋肉が落ちていることを憂いていた私は、初夏のうちに登っておこうと決めました。
午前8時30分 樹林帯の中をてくてく
朝6時に起きても、8時過ぎには登山口につける幸せ...!
早番仕事の日よりもぐっすり寝て、出発です。
登山口は「常盤採石場」の奥にあります。
「え、ここ!?」と思うスポットですが、看板通りに進みましょう。
作業のじゃまにならないように砂利道を通っていくと駐車スペースがあります。
クマ鈴やスプレー、笛などを持っていることを確認し、登山スタ-ト。
山頂まで8キロほど、道のりは長いですが、おおむね緩やかな登山です。
ちなみに山頂との標高差は998メートル、トムラウシ山と比べると半分ほどしか登らないので、疲労度も半分くらいでした。
初めの1時間半は、ずっと樹林帯の中を歩きます。
木を跨いだり、橋を渡ったり、登山というよりは森の中を散歩しているような感覚。
沢沿いの道が多く、木々も生い茂っているからか、全体的にとてもぬかるんでいました。
転んだらズボンが大変なことになりそうなので、慎重に歩いていきましょう。
鳥の鳴き声をBGMに、てくてく歩みを進めます。
午前10時 万計沼に到着!
苔むす森の中を歩き続けていき、川沿いを登っていくと突如、景色が開けました!
視線の先に現れたのは「万計沼(ばんけいぬま)」。
標高910メートルにある、登った者にしか見られない景色です。
いやあ…びっくり…。天国かと思いました。
空の青をそのまま映したような水面。太陽の光を反射して風が吹くたびにキラキラと光ります。
そして、驚くほど静か。平日に来たからか貸切でこの景色を楽しめました。
個人的には7時間の山行で、いちばんの感動ポイントでした。
有志により管理されている「万計山荘」。
木造2階建てで立派な佇まいですね…!トイレもありました。
シーズン中の土日は、管理人さんが在中しているそうですがこの日は無人でした。
ベンチで一休み!おやつを食べて15分くらいボーっとしました。
午前10時45分 再びてくてく…
ぬかるむ道を慎重に歩き続けます。しかし途中、沼に足がはまり靴は泥んこに…。
さすがは登山靴。ここまで濡れても靴下は無事でした…。最初は汚れないように気をつけていましたが、途中からどうでもよくなりました。
そろそろ歩くのに飽きてきたなあと思う、登山開始から2時間半後…。
午前11時半 二つ目の沼「真簾沼(まみすぬま)」
標高1000メートルの場所に、こんなに大きな沼があるなんて信じられません。
透き通っている水がとてもきれい!冷たくて気持ちが良かったです。
靴もちゃぷちゃぷさせてもらいました。
ここから山頂まで、50分ほど!
ラストスパートは岩も大きくなってくるので、転ばないように慎重に。
午後0時30分 登頂~!
山頂につきました~~~~!!!!
休憩含め4時間弱…長い道のりで初めての360度の大パノラマです。
それほど広くはない山頂ですが、西側には羊蹄山、反対には札幌市街を一望できます。
岩に腰掛けて、さあ、お楽しみの山ごはんの時間!
今回は簡単かつ間違いないパワーメニューです!
後編の記事でお届けします!
連載「堀内美里の言いたいことは山々ですが」
※北海道の山に登るときは、クマについても知っておきましょう。「クマに出会ったら」「出会わないためには」の基本の知恵は、HBCのサイト「クマここ」で、専門家監修のもとまとめています。
文:HBCアナウンサー・堀内美里(ほりうち・みさと)
北海道生まれ・北海道育ち。2021年入社。HBCラジオ「言いたいことは山々ですが」(毎週月曜午後6時~)HBCテレビ「あぐり王国北海道NEXT」「堀内美里の言いたいことは山々ですが」「吉田類 北海道ぶらり街めぐり」「大江裕の北海道湯るり旅」などを担当。登山歴4年。おいしくごはんを食べるために山に登っています。登山の魅力はインスタグラムでも発信中
編集:Sitakke編集部あい
※掲載の内容は登山時(2025年6月)の情報に基づきます。