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コンビニが詐欺阻止 保土ケ谷警察から感謝状〈横浜市保土ケ谷区〉

タウンニュース

本田署長(右)から感謝状を受け取る竹原店長

「ファミリーマート横浜権太坂店」(竹原健二店長)が特殊詐欺を未然に防いだとして、4月8日、保土ケ谷警察署(本田悦二郎署長)から感謝状を受け取った。

2日午前11時ごろ、同店のアルバイト店員が「リンゴのマークがあるカードを1万円分買いたい」と尋ねてきた68歳男性をレジで対応。男性に購入の理由を聞くと、SMSに「NTTサポート」を名乗る者から連絡があったという。男性は「(SMSにある)電話番号にかけると、(犯人とみわれる者から)未払い金の支払いを要求され、指示に従えば、その9割を返還するという説明を受けた」と話した。

男性が犯人とみられる者に確認の電話をしたところで、店側は犯人とみられる者に「男性にカードを販売できない」と伝えた。すると、男性に「ほかの店で買うように」と指示があり、店側は詐欺を確信した。竹原店長が警察に通報し、駆け付けた警察官の調べで男性が騙されていることが分かった。

同店は利用者が詐欺被害に遭わないよう、店内に啓発物を貼るなどして気に掛けているという。竹原店長は本田署長から感謝状を受け取り、「これからもお客さまが安心してご来店できる店づくりに努めていきます」などとあいさつした。

「油断できない」

保土ケ谷署によると、今年1月〜3月に発生したオレオレ詐欺などの特殊詐欺の被害件数は9件、被害額は約1千万円。昨年同時期と比べて被害件数は3件、被害額は約500万円減少したが、「油断はできない」という。自治体や税務署の職員を名乗り、「キャッシュカードの確認や取り換えが必要」などの口実でカードを騙し取った上で、後に「手続きのため暗証番号を教えてほしい」と情報を聞き出す「預貯金詐欺」などが発生している。

本田署長は「迷惑電話防止機能を有する電話機の設置や留守番電話設定などが詐欺を防ぐポイントになる」と話す。

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