浦島グリのメダイ釣りで11.6kgの大型降臨!【福井】本命16匹&マダイ15匹と大漁
福井県小浜市の小浜西津港から出船している直幸丸、第二直幸丸では10月30日、浦島グリのメダイ釣りに出船した。10月中旬から長らくシケが続いたが、月末になっていったんシケは小休止。このときを待ち焦がれたアングラーが集結した。久しぶりの穏やかな海上と陽気に加え、シケの名残も手伝って底潮がよく動き魚たちも高活性となった。
直幸丸でメダイ釣り
名古屋から来た半田さんはメダイ4匹に加え、マダイ2匹をキャッチ。中津川から来た山岸さんは、当日最大のジャンボメダイ11kgクラス筆頭に3匹をキャッチ。それに加え、良型のマダイ2匹を釣り上げた。
一日を通してコンスタントにヒットが続き、船中ではメダイ16匹、マダイ15匹。テクニカルな状況にアジャストできたサオ頭はメダイを4匹キャッチと好釣果。ジャンボメダイにふさわしくクーラーボックスは40kgほどとなり、2人掛かりで持ち運ぶヘビー級釣果に恵まれた。今回青物は出なかったが、ブリなどの大型青物が釣れ上がることもある。
10kg超え良型も登場
オススメの仕掛けは、ハリスがフロロカーボンライン10号で全長3m、ハリ14号のテンビンフカセ2本バリで、さしエサはオキアミの抱き合わせ。大きめのまきエサカゴと、オモリは150~250号を準備したい。
まきエサは船長の指示ダナに、的確に惜しみなくしっかりとまくことが肝心だ。アタリがあっても、メダイは口が柔らかいので、アワセを入れるのは厳禁。ドラグは緩めに調整しておくと口切れしづらい。浦島グリのメダイは味も絶品。刺し身はもちろん、煮つけやみそ漬けも最高だ。
これからの時期、シケの日が多くなって出船できる日が限られてくる。合間のナギを逃さず、ぜひ挑戦してみてほしい。
<週刊つりニュース中部版・編集部/TSURINEWS編>
この記事は『週刊つりニュース中部版』2025年11月14日号に掲載された記事を再編集したものになります。