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キャメロン、『エイリアン3』冒頭のアレに今も納得せず ─ 「クソバカだと思った」

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『エイリアン2』(1986)のジェームズ・キャメロン監督は、『エイリアン3』(1992)冒頭で突如告げられる展開に今も納得していないようだ。米番組にて、皮肉たっぷりのコメントを残した。

リドリー・スコットのオリジナル版『エイリアン』(1979)からメガホンを受け継ぎ、SFホラーにアクション要素を加えたことでファンから高評価を得た『エイリアン2』。シガニー・ウィーバー演じる主人公エレン・リプリーのほか、惨劇を生き延びた少女ニュートや、部隊のリーダーであるドウェイン・ヒックス、「人間にしては上出来だ」との有名なセリフで知られる味方ドロイドのビショップといった印象的なキャラクターが登場した。

ところが彼らは、続編『エイリアン3』であっけなく退場。前作で脱出艇に乗り込んだヒックスとニュートは着陸時に死亡し、ビショップも大破してしまったと提示されるのだ。せっかく前作を生き延びたお気に入りのキャラクターたちが知らぬうちに死亡させられていたことは、今なお賛否の的となっている。

「アレはクソバカだと思ったね(I thought that was the stupidest fucking thing.)」と、2作目のキャメロン監督は、ポッドキャスト番組で力無く笑う。「あのキャラクター、ヒックスとニュート、ビショップに関しては、たくさんの善意を積み上げてきたのに、その次回作が最初にやったことは、彼らを全員殺すということだったんだから」。

『エイリアン3』の製作陣について「まったく、賢い連中だ」と皮肉を込めたキャメロン。「その代わりに出しやがったのが囚人の連中。嫌われ者で、死ぬところが見たくなるようなね。とっても賢いと思うね」。

3作目の監督を務めたのは、後に『セブン』(1995)『ファイト・クラブ』(1999)などで名を馳せるデヴィッド・フィンチャー。「僕はフィンチャーと彼の作品の大ファン。あれは彼の初の長編作品だったし、周りの意見にずいぶん振り回されていた。だから今回は彼を許しますよ」とキャメロンはフォローも加えている。

フィンチャーがこの作品の製作でスタジオの干渉に遭っていたのは、ファンの間でよく知られている話だ。意図に反する編集を加えられたフィンチャーは激しいショックを受け、「また映画を作るくらいなら大腸がんで死んだ方がマシ」とまで残している。主演のシガニー・ウィーバーも、「デヴィッドが毎日、電話で戦っていたのを感じていました。次の日に撮影したいことについて、私たちのために戦っていましたね」と監督の苦労をしている。

ヒックスやニュートらが冒頭で死亡してしまう展開については、『エイリアン:ロムルス』(2024)のフェデ・アルバレス監督も。何せ、『ロムルス』の続編映画で自ら脚本執筆を行なっているのは、お気に入りのキャラクターたちがヒックスやニュートのように勝手に殺されてしまう事態を避けるためだと話しているほどだ。

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