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【衝撃】ゆで太郎の「のり弁」が激ウマ! しかも実質240円だぞコレ…… / 立ち食いそば放浪記:第255回

ロケットニュース24

そば好きなら探してしまう立ち食いそばチェーンが『ゆで太郎』だ。仕事で訪れた見知らぬ街でも、あの青い看板があるだけで印象が変わる。「なんて良い街だ」と──。

挽きたて、打ちたて、茹でたての三たてにこだわるスタイルで安定のウマさを誇るゆで太郎のそば。丼ものもウマく、そのバランス感覚は、今や、立ち食いそばチェーンの王者と言っても過言ではない。そんなゆで太郎でのり弁を買ってみた。

・のり弁

え!? のり弁!? と思った人もいるかもしれないが、そう、あののり弁である。白身魚のフライとちくわ天が乗っているほか弁王道のアレが、こともあろうに立ち食いそばチェーンのゆで太郎で販売されているのだ。

券売機にぼんやり光る「ミニのり弁セット(580円)」のボタン。実は、前々から存在は知っていたのだが、店を訪れる度に安定のかつ丼セットに心を奪われてスルーしていた。

・テイクアウトしてみた

しかし、立ち食いそばチェーンののり弁とはどんなものなのか。気になるかと言えば微妙なところだが、気にならなくもないため買って真相を確かめよう。単品のボタンはないようなので、セットをテイクアウトしたところ、そばと共に手渡されたのは……

発砲フードパック!

容器からしてのり弁オーラがヤベェェェエエエ!!

このなんでもなさはのり弁においてはある意味正しい。なぜなら、のり弁とはそこまで気合を入れて買うものではないからだ。もう今日はのり弁でいいや。その気軽さがのり弁のアイデンティティであり、だからこそ俺たちののり弁と言えるのである。漂う本格派のり弁のオーラ。震える手で蓋を開けてみたところ……

なんでもないなぁぁぁ~~~~

ただの白身魚フライとちくわ天。その下には確かに海苔が敷かれている。しかし、特筆すべきは、ご飯の上におかかがかけられていること

・燃えるのり弁

のり弁とはパズルのようなものだ。シンプルゆえに1つ1つの具の存在が必要不可欠なのである。おかかもまた、そんなのり弁を形作る大切なピースの1つ。おかかがないのり弁なんてただの白身魚のフライ丼だ。そうだろ? ゆで太郎よ

こいつは燃え盛るようなのり弁だ。ゆで太郎の本気度がビンビン伝わってくる。味もガチなのか? 食べてみたところ……クッ、分かってやがるッ!!

どこのものを食べてもある程度安定のパフォーマンスを提供してくれるのが利点であるのり弁。この安定感は、白身魚とちくわ天に起因する。どう作ろうとまずくならないのがこの2つなのだ。逆に言うと、その2つでクオリティーに差をつけるのは難しい。のり弁に差ができるとしたら……

鍵は米DA。米の出来次第でのり弁の味は全然違う。シンプルゆえに米の味が非常に引き立つのである。ゆで太郎ののり弁はこの米の出来が素晴らしい。弁当にもかかわらず全くベチャッとした感じがなく、粒がピッと立っているのである。

まさにどこに出しても恥ずかしくないのり弁だ。しかも、繰り返すがセットで580円。ゆで太郎のもりそばは単品340円のため、のり弁は実質240円である。安すぎだろコレ……。

・のり弁販売店

公式サイトによると、2020年11月にメニューに加わっているため、このメニューについてすでにご存じの方も多いだろう。とは言え、立ち食いそばチェーンとしては異例のメニューであり、一部店舗では販売されていないもののため、そのコスパをお伝えさせていただいた。

ちなみに、ゆで太郎のFacebookの投稿によると、このメニューが販売されない一部店舗とは信越食品経営の店舗のようである。ゆで太郎は、『ゆで太郎システム』と『信越食品』という2社で経営されているが、ミニのり弁セットは『ゆで太郎システム』の季節メニューなのだとか。

・ゆで太郎の歴史から味わうのり弁

それにしても、そば屋のゆで太郎がここまでののり弁を作り上げていようとは。そう思いながら公式サイトを見ていたところ、会社沿革ページの「ゆで太郎の歴史」に以下のことが書かれていた。

「4店舗の『ほっかほっか亭』のオーナーだった水信社長は、私(ゆで太郎代表)よりも8つ年上。元は蕎麦職人で、SVとして私が関わったことで知り合いになります。

しかしその直後、私は群馬・埼玉エリアを統括する事業所長に抜擢され、5年間東京を離れることに。東京に戻ったのは34歳の時。水信社長はすでに『ほっかほっか亭』の経営をやめており、念願の蕎麦店を経営していました。

その後様々な経緯を経て、自家製生麺をお店で作ったつゆで食べさせる本格的味の立ち食いの店『ゆで太郎』を創業」(ゆで太郎HPより引用)

──衝撃! ゆで太郎のトップ、2人とも元ほっかほっか亭だった。ほっかほっか亭と言えば、のり弁の元祖として知られている。というわけで、ゆで太郎ののり弁のウマさとコスパにを感じた私であった。

参考リンク:ゆで太郎の歴史、Facebook
執筆:

中澤星児


Photo:Rocketnews24.

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