【加東市】小学生が特産品「もち麦」の収穫&調理を体験 社高校の生徒がサポート 加東市
5月16日、加東市で「もち麦」の収穫体験・調理体験教室が開催され、地元の小学生約20名が参加しました。
加東市もち麦活用協議会が主催するこのイベントは、市の特産品である「もち麦」を地元の小学生に身近に感じてもらい、食育や健康増進、農業振興につなげることを目的に開催されたもの。
子どもたちの引率役として、兵庫県立社高等学校 生活科学科の生徒たちも参加しました。
加東市は日本酒の原料となる酒米「山田錦」の有数の産地として知られ、山田錦との二毛作が可能な農作物として、2017年からもち性大麦「キラリモチ」の栽培を開始。
温暖な気候と豊かな土壌で育てられた加東市のもち麦は、麦特有の臭いが少なく、粒が大きく食感がよいのが特徴です。
イベント当日、滝野公民館に集まった子どもたちは、最初に加東市産もち麦を使った商品を展開する『マルヤナギ小倉屋』の社員によるセミナーを受講。
クイズやワークショップを交えながら、もち麦に含まれる「発酵性食物繊維」が腸内環境を整える働きを持つことなどを学び、楽しみながら理解を深めていました。
講義が終わると市内のもち麦畑に移動し、実際にもち麦の収穫・脱穀を体験。
慣れない手つきながらも夢中で作業に取り組み、収穫したもち麦の束を手に「もう一回したい!」「楽しかった!」と笑顔を見せていました。
収穫体験を終え、公民館に戻った子どもたちはエプロン姿に着替えて「調理教室」に参加。
子どもたちは高校生のサポートを受けながら本格的な調理に取り組み、材料を混ぜたり、火にかけたり、洗い物をしたりと、積極的に参加する様子が印象的でした。
子どもたちのサポート役を務めた社高校生活科学科の生徒は、今回のイベントについて「普段は完成した状態のもち麦しか見る機会がないので、実際に畑で育っている様子を見ることで、より興味が湧いた」と語りました。
同校の生活科学科では、授業の一環として“地域課題の解決”をテーマにした活動を実施。自治体や地元企業、地域住民と連携しながら、地元産品を活用した商品開発や地域イベントへの出店、子ども向け講座の開催などを行っています。
「もち麦」についても、給食メニューの考案や商品開発に取り組んでおり、普段から関わりの深い食材だといいます。