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ブロードウェイミュージカル『カム フロム アウェイ』の稽古場が初公開 豪華キャストが劇中曲2曲を披露

SPICE

ブロードウェイミュージカル『カム フロム アウェイ』稽古場より

(上段左より)上條 駿*、ダニエル・ゴールドスタイン(演出補)、吉原光夫、橋本さとし、田代万里生、加藤和樹、浦井健治、石川 禅、安福 毅*、ジェーン・バンティング(振付補)/下段左より:湊 陽奈*、柚希礼音、濱田めぐみ、森 公美子、シルビア・グラブ、咲妃みゆ、安蘭けい、栗山絵美*

*=スタンバイキャスト

2001年の同時多発テロの裏で起きた心温まる奇跡の実話を基にしたブロードウェイミュージカル『カム フロム アウェイ』。2024年3月7日(木)の日本初演開幕に先立ち、稽古場が初公開された。

数々の演劇賞を受賞したブロードウェイミュージカル『カム フロム アウェイ』が豪華キャストで日本初演を行い、日生劇場60周年イヤーの締めくくりを飾る。

12人の出演者のみで100人近くの役を次々に演じドラマが交錯する本作。開演と同時に一気に展開されていく濃密な100分間。トニー賞、ローレンス・オリヴィエ賞、ニューヨーク・タイムズ紙の批評家賞をはじめ、数々の演劇賞を受賞した本作は、2001年9月11日の同時多発テロの裏で、カナダにある小さな町・ニューファンドランド島のガンダーで起きた驚くべき実話を基にしている。音楽と共にスピーディーに伝えられる5日間の物語は、人種、国、宗教を越えて生まれる希望の光となる。

初公開された稽古場では劇中より「Welcome to The Rock ザ・ロックへようこそ」「Screech In ラム酒を飲め」の2曲が披露された。

披露シーン

♪「Welcome to The Rock ザ・ロックへようこそ」

M1 Welcome To The Rock1.          撮影:田中亜紀

M1 Welcome To The Rock2.          撮影:田中亜紀

物語の始まりを彩るこのナンバー。ニューファンドランド島ガンダーは、岩々に囲まれているとても美しい小さな町。そこへ来る「遠くから来たお客様(カムフロムアウェイズ)」を、そして観客である“カムフロムアウェイズ”の皆様を島の人々が歓迎する「Welcome to the rock」。キャスト全員でパワフルに歌うナンバー。

♪「Screech In ラム酒を飲め」

M10 Screech IN1.          撮影:田中亜紀

M10 Screech IN2.          撮影:田中亜紀

ニューファンドランド島の代表的なお酒のラム酒“スクリーチ”。ニューファンドランドでは「スクリーチ・イン」という何とも変わった儀式がある。旅行者は、島の生活を支え続けてきたタラ=コッドとのキスという「洗礼」を経て、島の仲間に加えてもらえるのだ。「スクリーチ・イン」と言って、タラにキスをした後にラム酒を飲み干すというガンダーならではの伝統儀式。遠くからの人たちが心身ともに疲弊している中、島の人たちは彼らをバーに集め、歌ったり、踊ったりしながら楽しいひと時を過ごす。悲劇があったことによる出会いを悲観的にみるのではなく、素敵な出会いとして捉え、遠くからの人たちと島の人たち皆んなで一つ輪になり歌い踊るナンバー。

キャスト、スタッフコメント

■安蘭けい

         撮影:田中亜紀

安蘭けいです。本日はお忙しい中お越しくださりありがとうございます。ご覧いただいたように本当にとても楽しい稽古場で毎日、毎日、ヒイヒイ言いながらも笑いの絶えない、そんな現場でございます。今聞いたら、あと3週間。結構長いなと思っているのですけど、結構あっという間に過ぎて行って、皆んなこれからどんどん、良くなるんだろうなと思って。こんな短いご挨拶で終わります。でないとみんな長いからね。みんな端的にお願いします。ありがとうございます。

■石川 禅

         撮影:田中亜紀

石川禅です。本当にですね、私歴史に残るミュージカル、なんていうことをしょっちゅう宣伝させていただいているんですけど、ご覧になったお客様にとっても歴史に残るミュージカルかもしれませんけど、多分やってる私たちにとっても、歴史に残るミュージカルなんですよ。それぐらい今みんなで一致団結して大変なことをやらせていただいておりますので。(安蘭に向かって)ね? よろしくお願いいたします。

■浦井健治

         撮影:田中亜紀

本日はありがとうございます。このカンパニーでやれることが本当に毎日、笑いが絶えませんで、こんなに仲良くやらせてもらっていることを光栄に思っております。そしてスタンバイのみんなもそれに付随してというか、みんなで作っているという感覚があるのでお客様にそれが伝わればいいなと思っております。よろしくお願いいたします。

■加藤和樹

         撮影:田中亜紀

加藤和樹です。今日はありがとうございます。そうですね、本当にこう、多分再演が難しいキャストが集まっていて。皆さん本当に活躍されているばかりの中でやらせてもらっていて、この一員としてこの作品に携われることを本当に光栄に思っております。本当に一つひとつのシーンがみんなで力を合わせないとやれないので、自分のためというより人のためにですね、周りを見て、一つひとつクリアにして、みんなで本当に最高に楽しい、そしてお客様に喜んでもらえる作品にしていきたいと思っておりますので是非よろしくお願いいたします。ありがとうございます。

■咲妃みゆ

         撮影:田中亜紀

本日はありがとうございました。つい先日、すべてのシーンの動きがついて、私としては安心もしましたけど、ようやくスタートラインに立ったなという気持ちでもいます。一日、一日、お稽古を皆さんと一緒に重ねていくうちに、私はこの作品への愛や理解がどんどん深まっていっていて、早く皆様にお届けしたいなという気持ちもあります。これからもがんばりますのでよろしくお願いいたします。

■シルビア・グラブ

         撮影:田中亜紀

こんな濃いメンバーなんですけれども、もはや合宿みたいな稽古場になっております。ものすごく楽しんでおります。みんなも、恥もかきながら、お互い常に笑いあって、全くお互いの間違いを叱るではなく、それを楽しみながらみんなで作り上げている稽古場がすごい好きです。是非是非、皆様も客席から応援しに来てください。私たち頑張るので。よろしくお願いいたします。

■田代万里生

         撮影:田中亜紀

田代万里生です。初日まで4週間切ったあたりで通し稽古をやったんですよね。あんまり他の作品でこういうことってなくて、4週間前に通し稽古ができるっていうことは中々ないので、ここから初日に向けて何回一体通しができるんだろうと。そこでどんどん、どんどんブラッシュアップをして、稽古場で本当にプレビューみたいなことをして万全の体制で初日を迎えたいなと思っております。是非、劇場でお会いしましょう。

■橋本さとし

         撮影:田中亜紀

皆さん、今日はようこそいらっしゃいました。僕正直、Welcome To The Rockとスクリーチでかなり疲れました。でも本当に見られるってすごいなと思って。これって皆さんが来ていただいたおかげで、ものすごい気合が入りました。やっぱり役者の本能なんですかね。昨日までスクリーチは一行しか歌えなかったけど、今日は全部歌えました。今日のエネルギーは全部出し尽くしました。皆さん後はうまいこと編集して、宣伝の方よろしくお願いいたします。 この作品に出てくるキャラクターはみんな愛しい人たちばっかりなので、そしてこうやって演じるみんなも僕にとっては愛しい仲間とあと1ヵ月切っちゃいましたけど、あと1ヵ月切ったこの稽古をみんなで満喫しながら、噛み締めながら本番を迎えたいと思います。そしてお客さんが見に来たときには、もう最高のこの作品を、『カム フロム アウェイ』を、お届けしたいと思います。どうぞ皆さん楽しみにしていてください。

■濱田めぐみ

         撮影:田中亜紀

皆様、本日はありがとうございます。私は今までのカンパニーだと大体もう年長組になっていて、大体年齢的にも、年齢が1番上の事とかもあるんですが、今回は本当にこの私でさえ中堅どころで、この素敵なこの可愛いポンコツの、かわいい愛すべき先輩たち……。

(橋本が濱田に向かって)「おいおい、濱田!」

ああ、すいません(笑)。和気あいあいとした稽古場で楽しくやらせていただいております。そしてこの、初日までこのハイレベルな、とにかく高いレベル、エネルギ―のまま突っ走って素敵な初日を迎えたいなと思っておりますのでどうぞご協力よろしくお願いいたします。

■森 公美子

         撮影:田中亜紀

先ほど踊りを少々間違えた森公美子でございます。あのそれを上手に編集してください、よろしくお願いいたします。このメンバーで、多分、これ全員が揃っての『カム フロム アウェイ』は、今回だけかもしれない。あの皆さん忙しいので、私はちょっと引退をかけてこの膝をしばいても頑張っております。本当に、いろんな番号を覚えなきゃいけないんですね。自分の歌さえもきちんと覚えていないのに、椅子の番号覚えろと言われて、私とさとしさんでした。本当になかなか面白いものが見れると思います、本当に。 このメンバーですし、楽しいですし、薬にあの、なんといっても音楽が素晴らしく、そしてケルト音楽に乗った振り付けが、またこれがなかなか見ごたえのある踊りとなっておりますので、ぜひ劇場に足を運んでいただければと思います。

■柚希礼音

         撮影:田中亜紀

皆様、本日はありがとうございました。ミュージカルでこの100分間全員がずっと出ているというミュージカルは本当になくてですね、お稽古も朝から晩までずっと私たちここにいて、あっち(自席)に帰ることはなく、本当にクタクタになってお稽古をしているんですけれども、この人と人が支え合うっていうお話を作りながら、このカンパニーも支えあって作っていて。この支え合わないとできないと作れない作りになっているらしいんですよ、このミュージカルが。だから、さすがだなぁと、この作られる方がそうやって作ったのをこうやって絆が生まれて、それをお届けできるんだなと思っていますので、一生懸命頑張って初日にはお客様に楽しんでいただけるようにがんばります。よろしくお願いします。

■吉原光夫

         撮影:田中亜紀

見ての通り、僕以外は非常にめんどくさい。(全員が総ツッコミ)メンバーが。結構大変なことになるなと思っていたんですけれど、本当に嘘偽りなく和気あいあいとしていて。まぁ、それには(演出補の)ダニーが寛容に僕らに対応してくれて、性格的にも、すごく僕らとフィットして、ゆっくりたっぷり稽古をやってのもいいし。その中でジェーンが、まぁ結構できないポンコツが多いんですけど、できないうちらに対してしびれを切らさずにいっぱい教えてくれて、この2人のおかげでここまでできて来れたんだなと思ってます。 さっきダニーが言ったんですけど、辛い状況の中でどれだけ人に愛を注げるか、人に優しくできるかっていうのがテーマなので、今多分うちらもこの辛い状況になっている中で、喧嘩せずに、そして今世の中も辛い状況ですが、自分が辛い状況の時に誰かに愛を注げるように僕は精進しております。もともと愛が深いんですけど、でも精進してます。是非皆さんも劇場に来て楽しんでください。ありがとうございました。

■演出補:ダニエル・ゴールドスタイン

         撮影:田中亜紀

日生劇場で皆様にお会いできるのを楽しみにしております。本当に日生劇場は今までに見たことのない、一番美しい劇場だと思っておりますので、一年に2回も行けるなんて本当に幸せです。そして日本のお客様も本当に楽しんでいただけるのではないかと思っております。キャストは本当に謙虚に、そして正確に頑張ってくれています。そしてこの公演を日本に持ってくることが出来て本当に光栄に思っております。東京は本当に大好きな街です。最初に来日をしてから12年ほど経ちますけれども、本当にたくさん人に親切にしてもらっています。 そしてお客様に是非この作品を見ていただいて、またそのあとも、何度でも見に来ていただきたいと思っております。すごくディテールの多い作品なので、1回、2回、何度見ても色々な発見がある作品です。キャストがやっている小さいお芝居なんかも、前は気づかなかったことも気づけると思いますし、今回のこのカンパニーだからこそできる、というようなお芝居もあると思います。まだまだお稽古は続きますけれども、劇場で皆様にお会いできるのを本当に楽しみにしております。ニューファンドランドの人たち、そしてその人たちがいかに「カム フロム アウェイズ」たちと交流したか。その物語をお届けできるのを楽しみにしております。本日はお時間いただきありがとうございました。

振付補:ジェーン・バンティング          撮影:田中亜紀


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