大河ドラマ「最高傑作」ランキング【2025年版】
2000~2025年の大河ドラマを一気に振り返ると、テーマも作風も実にバラエティ豊か。戦国の熱狂、幕末の疾走、鎌倉の権謀術数。どの作品も一年かけてじっくり視聴者を物語に引き込み、国民的イベントとして愛されてきました。そんな大河ドラマを振り返り、今回は「2000~2025年で“最高傑作”だと思う大河ドラマ」アンケートを実施。歴代作品への思い入れたっぷりのファンが集まり、世代や推し俳優を越えた真剣勝負の投票戦となりました。1位に選ばれたのは…!?
※2000年~2025年放送の大河ドラマをノミネートして調査しています。
※記事中の人物・製品・サービスに関する情報等は、記事掲載当時のものです。
【大河ドラマ「最高傑作」ランキング【2025年版】】
第1位 真田丸(2016年)(229票)
第2位 鎌倉殿の13人(2022年)(204票)
第3位 龍馬伝(2010年)(197票)
調査方法:株式会社CMサイトがインターネットリサーチした結果を集計。
※有効回答者数:10~50代の男女(性別回答しないを含む)3,457名/調査日:2025年11月22日
戦国の熱と笑いが共鳴!1位は「真田丸」(2016年)!
3,457人の投票から1位に輝いたのは、堺雅人さん演じる真田信繁の生涯を描いた「真田丸」。戦国ドラマの迫力に、三谷幸喜さん脚本ならではのユーモアが絶妙に混ざり合い、一年間まったく飽きさせないストーリー構成が高い支持を集めました。合戦シーンでは緊張感たっぷり、しかし日常パートではクスッと笑える、その“緩急の妙”がクセになる作品です。登場人物たちのキャラクターも魅力的で、真田家の家族愛や、個性だらけの武将たちの掛け合いも楽しみでしたね。特に真田信繁がどんどん成長していく姿は、多くの視聴者の胸に刺さりました。歴史ドラマなのに“身近な人間ドラマ”として楽しめるのが、この作品最大の強み。歴史を知っていてもドキドキし、分かっているのに泣けてしまう!そんな普遍的な面白さが、「最高傑作」の称号を掴んだ理由です。
「真田丸」には、「近年最高傑作だと思う」「出演者の演技が印象に残っている」や「真田信繁幸村の大坂の陣での最後の砦の物語、展開が面白く、役者も良かった」「初回から最終回までずっと面白かった」などのコメントが集まり見事1位となりました!
怒涛の人間ドラマに誰もが夢中に!2位は「鎌倉殿の13人」(2022年)!
第2位は、小栗旬さん演じる北条義時の生涯に迫った「鎌倉殿の13人」。三谷幸喜さん脚本の“人間描写の深さ”が炸裂し、歴史の教科書では味わえないリアルな権力闘争が描かれました。登場人物の感情がむき出しで、味方同士でも疑心暗鬼が渦巻く重厚なストーリー。まさに“鎌倉武士たちの生きざま”を目の当たりにする作品です。特に序盤のコミカルさから一転、後半に進むほどシリアスさが増していくドラマ構成は圧巻。「このキャラがこんな運命に…!?」という怒涛の展開、次々退場していく主要人物…。義時の覚悟と葛藤の積み重ねが、視聴者の心に強い余韻を残しました。
「鎌倉殿の13人」には、「全てが良かった、何度でも見たい大河ドラマ」「最終回であんなに号泣した大河ドラマは初めてでした。心を揺さぶられました」や「時代劇といえば、テレビでは江戸時代物が中心であるが、鎌倉時代を興味深くドラマにした点が良い発想であると思う」「主要メンバーが次々と居なくなっても、最後の最後まで出演者一人一人がしっかりと輝きを放っていた」などのコメントが集まり見事2位となりました!
龍馬の疾走感あふれる革命物語!3位は「龍馬伝」(2010年)!
3位は福山雅治さん主演の「龍馬伝」。幕末の英雄・坂本龍馬の人生を、躍動するカメラワークとエネルギッシュな演出で描いた“熱量の高い大河”として今も語り継がれています。龍馬が新しい時代を切り開こうと奔走する姿は、歴史ドラマでありながらまるで青春群像劇のよう。見る側もつい胸が熱くなる、爽快感が魅力です。龍馬を取り巻く土佐藩の面々や志士たちも強烈な個性ぞろいで、友情・葛藤・別れが立て続けに押し寄せる濃厚な人間ドラマも高評価。三菱財閥を築く岩崎弥太郎(香川照之さん)の語りによる独特な構成も新鮮でしたね。幕末のスピード感が全身で伝わってくる作品です!
「龍馬伝」には、「ストーリーが面白く、ドラマチック」「単純に坂本龍馬が大好きです」や「やはり幕末ものです!」「福山雅治さん、カッコよかったな」などのコメントが集まり見事3位となりました!