【和歌山】「鮨・料理 さかえ」開業60年、変わらぬ名店の味はテイクアウトでも堪能 ~まちの鮨屋ランチ~⑬
見た目の美しさ、食材の季節感、職人の技と心。そのすべてが凝縮された鮨は、日本の食文化を象徴する存在であり、ハレの日の食であり、日常のごちそう。特別な日でなくても、ランチに立ち寄れる「まちの鮨屋」をシリーズで紹介していきます。 第13回は、和歌山市金龍寺丁の「鮨・料理 さかえ」に伺いました。歴史ある名店で、今はテイクアウト利用も人気です。
中央卸売市場から仕入れる新鮮なネタ
節目の日に選ばれてきた老舗鮨店
日本赤十字社和歌山医療センター西側、和歌山市金龍寺丁に店を構える「さかえ」は、1966(昭和41)年の創業以来、約60年にわたり地域に親しまれてきた鮨の専門店。現在の場所に店舗を移して約20年、大将と奥様が二人三脚で暖簾(のれん)を守り続けています。慶事や法事、記念日など、昔ながらの出前・仕出しで信頼を重ねてきました。
一口で違いがわかる軽やかな余韻の酢飯
上にぎり(2000円)
和歌山中央卸売市場から仕入れる新鮮な魚介を使ったにぎりは、どれも素材の良さが際立ちます。「上にぎり」(2000円)は、エビやマグロ、ハマチ、ウナギなど大ぶりのネタが7貫に巻きが付いた、満足感の高い一皿です。
上盛り合わせ(1500円)
ちらし寿司(1500円)
「上盛り合わせ」や、彩り豊かで見た目も美しい「並ちらし寿司」も評判の品。
この店の真骨頂はネタの新しさだけでなく、“酢飯”のおいしさ。軽やかな余韻を残す絶妙な酢加減の酢飯は、甘みがほんのり、ふんわりとした粒立ち。ネタのうまみを一層引き立てます。
今日は少し贅沢に…
持ち帰りで味わう本格寿司
店内は、6人掛けテーブルが一卓のみのこぢんまりとした空間。ランチ等で訪れる際は、事前の電話確認がベター。名店の味をゆっくり堪能するには、テイクアウトがおすすめです。
テイクアウトのイチ推しは、名物の絶品「いなり寿司」! じっくりと煮含めた油揚げは、だしの旨味がしっかりと染み込み、ふんわりやわらか。酢飯のほどよい酸味と相まって、つい何個でも手が伸びるおいしさ。具材は胡麻のみというシンプルさで、余計なものをそぎ落とした完成度の高い「いなり」です。
また、「上巻き寿司」はエビ入り。高野豆腐やかんぴょうなどの具材が丁寧に炊き上げられ、しみじみとした味わいが楽しめます。
ほかにも、1合折~3号折の折詰を用意。盛り合わせとにぎり、それぞれシーンに合わせて選べます。
名称
鮨・料理 さかえ
所在地
和歌山県和歌山市金龍寺丁52-5
電話番号
073-422-8229
営業時間
9:00~18:30 ※ネタがなくなり次第終了
定休日
火・水曜
駐車場
あり