世界最高峰のピアニストの一人、スタニスラフ・ブーニンの新録音&過去の名演奏を収録したアルバムが発売
世界最高峰のピアニストの一人、スタニスラフ・ブーニンの待望の新録音と、過去の名演奏を3枚組に収録したアルバム『スタニスラフ・ブーニン NEW & BEST』が2024年10月9日(水)に発売されることが決定した。
1985年第11回ショパン国際ピアノコンクールで、当時弱冠19歳で圧倒的な演奏を披露し、日本では“ブーニン現象”と呼ばれるほど一大センセーションを巻き起こしたピアニスト、スタニスラフ・ブーニン。その後、著名なオーケストラとの協演や、日本では50以上の都市で演奏活動を行ったが、2013年、ピアニスト生命を脅かすほどの病気と怪我を患い、演奏舞台から姿を消してしまった。しかし2022年秋、療養生活を経て演奏活動を本格的に再開。9年ぶりのコンサートまでを追った様子はNHK-BSプレミアム『それでも私はピアノを弾く~9年の空白を超えて~』で放送され、大きな感動と反響を呼んだ。
今作は『スタニスラフ・ブーニン NEW & BEST』はブーニンの約10年ぶりの新録音と、これまでの名演奏を収録した3枚組のアルバムになっている。CD1枚目に収録されている新録音は今年7月、千葉県南総文化ホールで録音を行ったシューマン作曲「色とりどりの小品 作品99」。また、CD2,3枚目には1991年から2015年に亘って録音された名演奏を収録している。デビューのきっかけとなったショパン作品のほか、バッハ、モーツァルト、ベートーヴェンなど、ブーニンが長年取り組んできたレパートリーを網羅した内容になっている。
ブーニンはファンからの多くの声援を受け、2023年の日本ツアーに続き、今年もリサイタル・ツアーを開催予定。10月の長野公演を皮切りに、全国各所で今作の収録曲を含むプログラムを演奏する予定になっている。