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歌舞伎町のど真ん中、女性客に囲まれて「おひとりさま食べ放題」を体験 → 浮きまくる中で得た学びについて

ロケットニュース24

場所は新宿・歌舞伎町、トー横のすぐ近く

──と聞くだけで荒(すさ)んだイメージを抱くかもしれないが、本記事には治安の悪い要素は微塵もない。ど健全もど健全。なんなら、その “健全さ” に救われた話といっていいかもしれない。

【写真】すごいなと思ったお茶漬け

・バレンタインフェア開催中の串カツ食べ放題

数日前のお昼過ぎ、歌舞伎町を歩いていたら「Happy Valentine Fair」と書かれた張り紙を見つけた。

今の時期はどこでも見かけるものだが、惹かれたのは「食べ放題」の部分。

私は最近お昼ご飯を500円以内に抑えており、その反動からか「食べ放題」の文字はより一層輝いて見えたのだ。

しかもちょうどそのとき、以前の記事でもお伝えしたように「Gemini のニセ情報に騙されて無駄足を踏んでいた」こともあって、心が折れかけていた。

500円のランチを探すのはもういい。お昼はここだ。今日くらいチートデーでいいだろう。我慢しすぎるのも良くないし……と自分に言い聞かせて入店。

「初めてです」と店員さんに伝えると、何かの粉とタレを持って、席まで案内してくれた。

そこは「串家物語 新宿東宝ビル店」。串揚げ食べ放題のお店なのだが、実際は串揚げ以外にも色々と食べ放題になる。サラダ、スイーツ、焼きそば、焼きうどん、カレー、お茶漬け……などなど。

また、串カツ自体も種類豊富で、お肉や魚介類、野菜といった定番から、たこ焼きやたい焼きといった変わり種まで。

そのような店のシステム的なところは、過去の記事「大阪生まれの串揚げ食べ放題レストラン串家物語にいろいろびっくり!」や「人生で初めて串揚げ食べ放題『串家物語』に行ったらカルチャーショックを受けた!」でも紹介している(※料金は現在と異なる)。

詳しくはそちらの記事でご確認いただきたいが、簡単に言うと自分で好きな串を取ってきて、席に備え付けられているフライヤーを使って自分で揚げるお店だ。

先ほど店員さんが手に持った粉とタレは、小麦粉を溶いた「ねり粉」と「パン粉」。

これらを具材にくぐらせたり、ギュギュと押しつけたりしてフライヤーにドボン。

作る過程自体が結構楽しい。だが今回お伝えしたいのは、その楽しさではない。私が何より気になったのは、席に着いたときに周りがほぼ全員女性客だったこと。私以外の男性客は家族連れのお父さんだけで、ほかは全員女性のグループ客。

……と思っていたら、家族連れが帰ってしまったので、店の中の男性は私と店員さんだけに。男性は私1人で、ぼっち客も私1人。

このときに私は悟った。串家物語は、私のイメージしている串揚げのお店とはかなり異なることに。

私のイメージしていた串揚げ店といったら大阪の新世界界隈にあるようなお店だが、そことは明らかに雰囲気が違う。また、串カツ田中とも違う。

串家物語は串カツ店というより、半分スイーツビュッフェ。ざっくり言うならば、女性客に好まれる成分が濃い目の串揚げ店であることに、そのとき初めて気づいたのである。

しかも、今はバレンタインフェアが開催中。限定スイーツも多く提供されており、いつも以上に女性客から好まれる成分が濃い状態だったらしい。

その中で、私は広い席に1人座り、誰とも喋ることなく串カツを揚げて食う。

「浮いている」という言葉がこれ以上しっくり来る状況もなかなか無い

──と思っていたら、制服を着た女子高生の集団が店に入ってきた。私の入店が午後遅くだったこともあり、放課後の時間と被ったようだ。

ますます浮く。だけど食欲には勝てない。串カツもサラダも美味い。どれだけ浮いてもいいから、もうちょっと居たい。

食欲と気恥ずかしさが絡み合う感じ、まさにひとり食べ放題あるあるだろう。こういうときは、周りからどう思われているかを考えないに限る

そもそも、大体のお客さんは私の存在なんか特に気にしていない。そんなことより何より、周りの女子高生はお喋りに夢中だ。あまりにも夢中すぎて、どうしてもこちらの耳に入ってくる。

聞く気はないのだが、席の距離が近いから避けようがない。そしてそれが、いたって普通。どこにでもいる女子高生が、韓流アイドルがどうといったような普通の会話をしている

よくよく考えれば、歌舞伎町は映画館もあればゲーセンもあるし、放課後遊ぶには絶好の場所

私が今いる店のようにスイーツが充実している食べ放題の店もあるから、女子高生も集まるわけだ。

・ど健全な意味での歓楽街

「歌舞伎町」「東横近く」「集まる女子高生」という字面だけ見たらネガティブな方向を想像してしまうかもしれない。ただ、それはメディアがこの界隈で主に取り上げるのがネガティブなものだからだろう。

放課後にお喋りを楽しむ女子高生なんてニュースにならないのは分からなくもないが、そういう“ニュースにならない要素” が大部分を占めているのが実際の状況とも言える。

もちろん、歌舞伎町にネガティブな部分があるのは事実。だけど、それだけではない。当然ながら、ど健全な意味での歓楽街的な側面もある……という当たり前の事実に改めて気付かされたことを思えば、実に有意義な時間であった。

そのように考えると、私が店を訪れたのは最高のタイミングだったと言えるだろう。だけど、浮きまくったことを思えば最悪のタイミングだったのか? よくわからないが……まぁ、最高だったと思うことにしたい。

ちなみに、串家物語のバレンタインフェアは2月14日まで。気になる人は早めにどうぞ。

・今回ご紹介した飲食店の詳細データ

店名 串家物語 新宿東宝ビル店
住所 東京都新宿区歌舞伎町1-19-1新宿東宝ビル1F
時間 11:00~23:00(ランチラスト入店は15:30、ディナーのL.O.22:30)

参考リンク:串家物語
執筆:和才雄一郎
Photo:RocketNews24.

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