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<母の愛、重すぎ!?>超絶ショック!愛しい娘にスキンシップを拒否され「ツラすぎ!」【まんが】

ママスタセレクト

写真:ママスタセレクト

私は50歳の主婦、ケイコです。夫ユウヘイと高校2年生の娘アリサと3人暮らしをしています。娘は不妊治療の末に授かった子で、溺愛して育ててきた自覚があります。もちろん高校生になった今だって可愛くて仕方がありません。しかし最近では娘の方の気持ちが少し変わってしまったようです。いつものようにスキンシップをとろうとしたら、「そういうのやめてほしい」と拒否されてしまいました……。娘が生きがいだった私は、寂しくて仕方がありません。

私は昔から子どもが大好き。「保育士や幼稚園の先生になりたい」と考えていたこともあります。結婚したらすぐにでも子どもが欲しいと考えていました。今の夫、当時の交際相手だったユウヘイも子どもが好きで、その意見に賛成してくれました。しかしいざ結婚してみると、なかなか子どもに恵まれません。

大変な不妊治療を経たということもあり、私たち夫婦、とりわけ私は娘のアリサのことが愛おしくて仕方がありません。可愛い可愛い私のアリサ。アリサが私の元に来てくれたことを、「世界一の幸せ者だ」と思えたくらいです。

しかし先日、ショッキングなことが起こりました。

私はいつも通りアリサとスキンシップをとろうと近づきました。こう言いながらハグをするのが、アリサが生まれてからの日課。1日だって欠かしたことはありません。しかしその日は違いました。なんとアリサが拒否をしたのです。

言葉がありませんでした。あんなに可愛かったアリサ、私の天使だったアリサ。ハグを拒否されてしまったことで、まるで目の前にいるのに別人のようです。私は大きなショックを受けてしまいました。

その夜は家族が寝静まってから、1人で昔の写真を見ながら静かに泣きました。

小さいころの写真を見れば見るほど寂しくなってきます。どんなに願ってももうあの愛おしい日々は戻ってこないのです。とはいえアリサの言う通り、アリサも高校2年生。心が大人に近づき始めるのは当然のことです。私だってアリサがずっと子どもじゃないことくらいはわかっていましたし、こんな日が来ることも覚悟していました……。

生まれた瞬間から、目に入れても痛くないほどに可愛がっていた娘のアリサ。まわりから「過保護」と揶揄されても愛しいアリサを可愛がり続けました。 しかし高校2年生になったアリサは、私からのスキンシップを拒否。「子どもっぽいから」ともうそろそろ終わりにしたいそうです。私は雷に打たれたようなショックを受けてしまいました。ずっとアリサだけを生きがいにして生きてきたのに……。 とはいえこんな日がいつか来ることも頭ではわかっていました。私はこの現実をどう受け止めたらいいのでしょうか。

「成長は嬉しいけど……」娘がスキンシップを拒否した真意は!?

アリサからハグを拒否されてからというもの、私の心からはまるで明かりが消えてしまったようです。それほどまでに、アリサとかかわりあうことが私にとっては重要なことだったのです。しかしどんなに落ち込んでいても、毎日は続いていきます。

今までアリサのこととなると周りが見えなくなるくらい過保護に接してきました。この機会に行動をかえりみて、アリサとの関わり方に細心の注意を払うことにしました。

少しずつアリサとの距離がひろがってしまっている気がします。そんな私の様子を見かねてか、夫のユウヘイが声をかけてくれました。

私は経緯をすべて話しました。アリサからスキンシップを断られたこと、自分がとてもショックを受けていること、できるだけアッサリとしたかかわり方を心掛けていること……。

私はボロボロと泣き出してしまいました。震える私の背中をユウヘイは優しく撫でてくれました。

ユウヘイは優しく「子どもの成長って、嬉しいけれど寂しいんだよね。ケイコの気持ちは痛いほど理解できるよ。しかもケイコは、仕事で忙しかった僕よりもずっとたくさんの育児をしてくれていたんだもんね」と、私を労わってくれました。

「子離れしないといけないときが、いつかはくる」と頭ではわかっていても、それはできるだけ遠い日であればいいと思っていた私。 しかしついに恐れていたことが起こり、自分で思っていたよりも私は現実を受け入れずにいました。 しかしユウヘイがその気持ちを受けとめてポジティブに変換してくれたことで、私は少しだけ自分の気持ちを整理することができました。泣いてばかりではいられません。今後自分がどうするか、しっかりと考えたいと思います。

いざ子離れ!さみしい気持ちを埋めたら……娘「ママかっこいい」

「アリサがしっかりと育ったのは、ケイコがきちんと向き合ってくれていたおかげだ」とユウヘイに言われ、少しだけ救われた気分になりました。しかしそれで寂しい気持ちがきれいさっぱりなくなったわけではありません。

私はあれこれと考えてみました。独身のときは多趣味で、いろいろな新しいことにチャレンジしていた私。旅行もしましたし、スポーツや手芸などもしていました。しかしアリサが生まれてからそれらをぱたりとやめ、育児にかかりっきりになっていたという現実もあります。

習い事を調べるだけでも楽しい気持ちになってきます。新しく習い事を始める自分の姿を想像したら、余計にウキウキし始めました。

あれこれと悩んだ後、私はフラダンス教室に通い始めることにしました。久しぶりのしっかりとした運動に、汗をかきながらも楽しい気持ちでいっぱいです。今までアリサに向いていた興味や情熱が、少しずつフラダンスにも向き始めたような気がしています。今度発表会があるので、ユウヘイを招待しました。アリサにはどちらでもいいと伝えました。

ユウヘイの提案で習い事を始めた私。選んだのはフラダンス教室でした。何度も教室に通うことで、アリサにすべて向けられていた情熱が他のものにも向けられるようになった気がします。 そんなときに発表会が催されたので、ユウヘイとアリサに私の成果を見てもらえることになりました。すると発表会終わりにアリサから、「ママ、かっこよくなった」と思いもかけず嬉しい言葉をかけてもらえたのです。 アリサのことは変わらず大好きです。ですがこれからは少しずつ子離れしながら、お互いにちょうどいい距離を見つけたいと思います。


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