【好調に推移】業績予想を上方修正、第一建設工業(新潟市中央区)が第1四半期決算発表
第一建設工業
第一建設工業株式会社は8月2日、2024年3月期第1四半期決算(非連結)を公表した。
売上高は119億7700万円(前年同期比12.5%増)、営業利益15億1300万円(同125.9%増)、経常利益17億2900万円(同104.5%増)、四半期純利益11億9200万円(106.3%増)と増収増益の決算となった。
各セグメントの業績は以下の通り。
建設事業
建設事業売上高は、前第1四半期累計期間比12億8300万円(12.3%増)増収の117億900万円となった。また、セグメント利益は、前第1四半期累計期間比7億9,700万円(128.2%増)増益の14億1900万円となった。これは、完成工事高の増加や完成工事総利益率の向上を主な要因としたものである。
不動産事業
不動産事業売上高は、前第1四半期累計期間比4400万円(19.7%増)増収の2億6800万円となった。また、セグメント利益は、前第1四半期累計期間比4600万円(97.1%増)増益の9400万円となった。これは、賃貸用不動産の売上高の増加を主な要因としたものである。
業績予想の修正
第一建設工業は業績動向を踏まえ、2024年5月9日に公表した業績予想の修正を発表した。
第2四半期累計期間(2024年4月1日~2024年9月30日)では、売上高を230億円から250億円(8.7%増)に、営業利益は前回16億円から27億円(68.8%増)に、経常利益は前回18億円から29億円(61.1%増)に、四半期純利益は前回12億円から20億円(66.7%増)にそれぞれ上方修正した。
通期(2024年4月1日~2025年3月31日)では、売上高を500億円から520億円(4.0%増)に、営業利益は前回35億円から43億円(22.9%増)に、経常利益は前回38億円から46億円(21.1%増)に、当期純利益は前回26億円から31億円(19.2%増)にそれぞれ上方修正した。