ねづっち 地元、日野の魅力を語る
東京の多摩地域にお住まいの方、出身の方はもちろん、多摩地域以外の方にも多摩を楽しんでいただきたいラジオ番組。MCは土屋礼央さん(国分寺市出身)&林家つる子さん(八王子市の大学出身)。
今週のゲストは、「なぞかけ」でおなじみ、漫談家の「ねづっち」さん!土屋&つる子も「なぞかけ」に挑戦!果たして整ったのか!?
「日野市」は子育ての良い町!
土屋:先週に引き続き、ゲストは「日野市」出身の漫談家のねづっちさんです!よろしくお願いします!
ねづっち:ども!よろしくお願いします!ねづっちです!
土屋:さっそくなんですが、「日野市」の良いところを教えてください!
ねづっち:良いのはなんと言っても自然あふれるところですよね。
つる子:うんうん。
ねづっち:ほんとにそうなんですよ。そうね、あとは・・・(笑)。
土屋&つる子:(笑)。
土屋:ちょっと待ってくださいよ(笑)。オレだって少しは「日野」の良い所は言えますよ(笑)。あるでしょ~。
ねづっち:都心に近いんですよ。新宿まで40分くらいで行けるので。
土屋:なんなら「立川」で、「中央線」の特快に乗り換えたらあっという間です!
ねづっち:なのに、自然がすごく豊かという。だから、子育て世代には超おすすめですね。
土屋:なるほどなるほど。
ねづっち:あと、家賃がとにかく安いから!
土屋:そう、「京王線」側に行くとさらに安いから。
ねづっち:そう。買い物は「八王子」や「立川」に行けば、無い物は無いんですから!なんでも揃っちゃうから!
土屋:無いのは新宿だけですから。あとは全部あるんだから。
ねづっち:ほんとに最高ですよ!
つる子:住むには最高と。
土屋:たしかに、子育てをするには非常に非常に良い所かもしれない。遊び場もいっぱいあるし。
ねづっち:カブトムシだって捕りに行けちゃうから、多摩丘陵の方に行けば。
土屋:窓を開けたらカブトムシが入ってくるから。
つる子:(笑)。
土屋:実際に僕も「国分寺市」に住んでいた頃はそうでしたよ。
ねづっちさんの思い出の場所は?
土屋:多摩地域でここに行ったというお話を。大人になってからでも、幼少期の話でも。
ねづっち:「よみうりランド」。プールに行って、そのあと、ジャイアンツ球場の二軍の選手の練習を見たりとか。
土屋:ねづっちさんは少年野球をやったから。
ねづっち:当時、慶應大学からドラフト1位で入団した、上田選手というすごく有望な選手がいたんですよ。上田選手のバッティング練習を眺めてたりして。で、<握手してください!>って言ったら<え?オレなんかでいいのか!?>と言われながら握手してくれて。
土屋:近い距離でね。
ねづっち:<プールか、ええのお!>って(笑)。
土屋:「よみうりランド」は今は夜のイルミネーションもキレイですよね。
ねづっち:あと、「北島三郎さん」のご自宅が「八王子」にありまして。僕らが小学生の頃に引っ越して来られて。中学の時、友達が<サブちゃん家、見に行こうぜ!>って、場所も知らないのに(笑)。
土屋:知らないんだ(笑)。
ねづっち:「北島三郎さん」のご自宅が山の上にあるんですよね。チャリで何時間かかったんだろう・・・。
つる子:ええ!?(笑)。
ねづっち:いろんな人に<サブちゃん家はどこですか?>って聞いて。で、やっとの思いでで辿り着いたんですよ!表札にちゃんと「北島」と書いてあるんですよ!
つる子:(笑)。
ねづっち:すごい大邸宅じゃないですか。家の中に入れるわけじゃないですか。<・・・じゃあ、帰るか>って(笑)。
土屋:(笑)。
ねづっち:ほんとに滞在30秒くらいで帰りました。
土屋:みんな行くんだよ!
つる子:たしかにちょっと見たいですもんね(笑)。
ねづっち:この話を「北島三郎さん」の娘さんにしたことがあって、去年お仕事で一緒になった時に。<ああ、ちょっと観光名所になってたんですよ>って言ってました。
土屋:そうか~。「北島さん」も「八王子」のためにという思いもあったからね。
ねづっちさんの多摩グルメ~「壱発ラーメン」(@八王子)
土屋:多摩地域でごはんを食べに行くといえばどこですか?
ねづっち:そ「八王子」に「壱発ラーメン」というラメん屋さんが今もあるんですね。ここが大好きで、僕は高校時代から通っていて。とろろの千切りが乗った「ネギトロラーメン」が名物メニューで。
つる子:へえ。
土屋:美味しそう!
ねづっち:チャーシューメンを注文すると、チャーシューがどんぶり一周しているんですよ。
土屋:うわうわ!
ねづっち:で、<どんぶりに咲いた一輪の花!>と言って出してくれるんですよ(笑)。
土屋:多摩地域のお店は口上がうまいですね!
つる子:一昨日、学校寄席で一緒でした(笑)。
ねづっち:それに煮卵を注文すると、<それでは元気玉が入りました!せーの、元気玉ーっ!>って言ってバンザイするという(笑)。
土屋:ちょっと入りづらい店ですね!
ねづっち:最初はちょっと恥ずかしいんですけど、慣れたらそんなの全然楽しいですから(笑)。
土屋:お店は今もあるんですか?
ねづっち:大人気店ですよ!「八王子」のソウルフードですよ!
土屋:醤油ベースですか?
ねづっち:醤油ベースとみそ味もあります。めちゃめちゃ美味いですから。
ねづっちさん、日野のデートスポットは「井浦新さんに聞いて!」
土屋:多摩地域でデートとかもしたんですか?
ねづっち:僕はほんとにモテなかったですからねえ。「日野」でデートをしたことがあったかな・・・。僕の中学の同級生に、俳優の「井浦新さん」がいるんですよ。
土屋:はいはい!
ねづっち:その辺の話は「井浦さん」に聞いた方がわかると思う。
土屋:・・・そうですね。僕もそう思います(笑)。
ねづっち:「井浦さん」とは同じ学校で同じ学年だったんですけど、同じクラスになったことが無いので。あまり喋ったことがないんですよ。「井浦さん」はめちゃくちゃ女子に人気だったんですよ!
土屋:「井浦新さん」はそれはモテるでしょう!
ねづっち:それを、モテないオレらの友達軍団は<なにアイツ、あんなにモテてるんだっ!>って悶々として。ほんとにただただ嫉妬してましたよ(笑)。
つる子:(笑)。
土屋:でもデートに行けなくても憧れの場所なんかはあったんじゃないですか?
ねづっち:そうですね。「多摩動物公園」ですかね(笑)。誰が行っても楽しいですから。
土屋:はい。
ねづっち:あとは「平山城址公園」の山を登った、上からの景色はものすごくキレイです!
土屋:へえ。
ねづっち:夜景とか。
土屋:クルマで?
ねづっち:よくカップルが夜景を見にクルマで来てましたね。
土屋:じゃあ、ねづっちさんもカップルで・・・?
ねづっち:いや、僕は行ってないですよ(笑)。行ってみたいな、と、ただただ嫉妬の目で見ていました(笑)。
つる子:(笑)。
土屋:そのパワーが「なぞかけ」に繋がっていってるわけですから。
土屋&つる子もなぞかけに挑戦!
土屋:せっかくなんで、多摩地域で「なぞかけ」を!
ねづっち:多摩地域なぞかけは難しいですねえ。
土屋:多摩地域に詳しい人がおもしろいパターンと、多摩地域のことを知らない人でもわかるという2パターンがあると思うから。例えば、「日野市」だったら?
ねづっち:「日野市」だったらすぐ。日野市とかけて、頑丈な建物ととく。
土屋&つる子:その心は?
ねづっち:強度(郷土)を感じる。
土屋&つる子:うわ!
ねづっち:「日野市」は故郷ですから(笑)。
土屋:なぞかけ、ちょっと先にオレたちがやろう!
つる子:アドバイスを頂きたいです!
土屋:僕の友達の子供も謎かけが好きなんですけど、なぞかけのコツみたいなのがあれば教えていただきたくて。
ねづっち:「なぞかけ3箇条」と、僕が勝手に言ってるんですけど。まず、「お題からオチをすぐ考える」、「お題から連想する言葉を思い浮かべる」、「その言葉の同音異義語を探す」というこの3つです。
土屋:たとえば?
ねづっち:「お茶」だったら何を連想しますか?
土屋:緑とか。
つる子:渋い!
土屋:お茶菓子とか。
つる子:静岡!
ねづっち:じゃあ、緑とします。緑を英語に変換したらグリーンティーですよね。グリーンティーと同音異義語を探すと、出来るんですよ。「お茶とかけてゴルフととく。その心はグリーン、ティーがあるでしょう」。
土屋:すごい!教科書レベルだ!
つる子:ヤバいヤバい!
ねづっち:こういう作り方です。もう一つ、「秘伝3箇条」と、これも僕が勝手に言ってるんですけど、思いついたら「整いました!」の掛け声を。二つ目が「ドヤ顔」なんですね。堂々と言い切る。自信なさげに言うと、せっかく上手いのに上手く聞こえないので。3つ目、大事なことは「他人のなぞかけを絶対にけなさない!」。けなした瞬間からその人がやらなくなっちゃうから。なぞかけの裾野がどんどん狭くなってきちゃうんですよ。
土屋:となると、我々はやりやすくなったよ!
つる子:そうですね(笑)。
ねづっち:やりましょうよ!
土屋:オレはねづっちさんが来る間に、2つ考えたの!
つる子:ええ!?そんなに!?
ねづっち:いいですねえ!いきましょうよ!
土屋:絶対に自信があるやつが1つあるんだ。整いました!国分寺駅に停まる特別快速とかけまして、造幣局とときます。
ねづっち:その心は?
土屋:どちらも、通貨(通過)が大事です!礼央っちです!
つる子:わあ!うまい!
ねづっち:素晴らしい!
つる子:このあと、やりづらい(笑)。
土屋:いやいや、褒めていただいてるだけです。
ねづっち:僕はてっきり下ネタが来るんじゃないかなと思って、ちょっと怯えたんですから。
土屋:飛ばさない?ばかやろー(笑)。飛ばしすぎでしょ、なんつってね(笑)。
ねづっち:(笑)。
つる子:礼央さん、お上手です!どうしよう。
土屋:いやいや、抜擢真打の前では前座としてやっただけですから。
ねづっち:ただの真打じゃないですから。
土屋:何人抜きでしたっけ?
つる子:やだ~!(笑)。
土屋:特別快速!
つる子:えっと。これ、出来てるのかな。整いました!これからの多摩とかけまして、成田空港とときます。
ねづっち:その心は?
つる子:世界から機体(期待)が集まります。
ねづっち:いいですねえ!
土屋:立飛さんのCMやってるだけあるね。
つる子:(笑)。
土屋:さすが、絶対に忘れないワードを入れてくる。多摩から、その言葉が浮かんだの?
つる子:多摩のアピールをもっとしたいし、みんなの期待を込めて。
ねづっち:お偉いさんがみんな喜ぶやつですね(笑)。
つる子:(笑)。
土屋:やっぱ正蔵師匠共々、上の方に好かれるタイプですよ!力を持ってる人に好かれる!
ねづっち:ほんとですね!
土屋:整いました!これは絶品ですよ!自信があります!吉祥寺とかけまして、佐々木小次郎が成し遂げられなかったこととときます。
ねづっち:その心は?
土屋:どちらも、武蔵の死(武蔵野市)。礼央っちです!
ねづっち:素晴らしい!完璧ですね!
土屋:これは、吉祥寺→武蔵野市→宮本武蔵→佐々木小次郎といったんです!これも基本3箇条ですよ!
ねづっち:土屋さん、マジで上手いっすね!
土屋:いえ、あくまでも前座です!林家つる子師匠を盛り上げるための。
ねづっち:つる子師匠、いきましょうよ!
つる子:整いました!リスナーさんを含めまして多摩人とかけまして、ビールとときます。
ねづっち:その心は?
つる子:泡無い(会わない)と寂しいでしょう。
土屋:おお!
つる子:これはちょっと逃げてしまいました!
土屋:いやいや!
ねづっち:素敵ですよ!つる子さん、ほんとに表情がすごいっすね(笑)。
つる子:ラジオで伝わらず申し訳ない!
土屋:我々の素人なぞかけだけでなく、芸術選奨文部科学大臣新人賞(大衆芸能部門)を受賞された新人賞先生も。
ねづっち:はいはい、何でいきますか?
土屋:お題・・・
つる子:多摩川!
ねづっち:整いました!多摩川とかけまして、今ちょっとお金を貸せないよ、とときます。
土屋&つる子:その心は?
ねづっち:貸せん時期(河川敷)だね、と。
土屋&つる子:うわ!感動~!!すごいな!
土屋:武者震い!ゾクゾクした!
ねづっち:めっちゃ褒めてくれる(笑)。
土屋:いつまででも聞いていたい!最後、TBSラジオでひとつ!
ねづっち:整いました!TBSラジオとかけて、西武ライオンズとときます。
土屋&つる子:その心は?
ねづっち:レオ(礼央)が活躍してます!ねづっちです!
土屋:わあ!どうしよう!ヨイショもできる!
ねづっち:いえいえ、素直な気持ちです!
(TBSラジオ『東京042~多摩もりあげ宣言~』より抜粋)