Yahoo! JAPAN

「いつまでも男と女でいたかった」60代夫婦の「語らなかったこと」への後悔とは【体験談】

シニアカレンダー

この年齢になったからこそ、ようやく話せるようになったことがあります。実は私自身、途中で体に障害を抱えることになりました。股関節の病気です。

股関節の病気を患って

もともと夫婦の間では、夫婦の営みについてあまり積極的ではありませんでしたが、私の脚の不調が明らかになってからは、まったくなくなってしまいました。障害がわかる前に2人の子どもを授かり、その後は育児に追われていました。

夫なりの気づかい

夫にたしかめたことはありませんが、おそらくは私の股関節のことを気づかって、行為を控えていたのだと思います。ただ、実際には日常生活に大きく支障をきたすような状態ではなく、できないこともなかったのです。

思い返せば、子どもを授かるためだけに営みがあり、それが終わるとともに、まるで人生もひと区切りついたかのような感覚でした。

責められない葛藤も

その後、夫が外で女性と関係を持っていたこともありました。でも、それを責めることはできませんでした。自分の体のことを思うと、責める資格がないように感じてしまったのです。気付けば、私たちは60代を迎えていました。

今になって思うのは、もっと早い段階で夫婦の間でこうしたことについて正直に話し合うべきだった、という後悔です。

まとめ

今では、気持ちもすっかり落ち着き、孫のいる「おじいちゃん」と「おばあちゃん」になりましたが、心のどこかで「いつまでも男と女でいたかった」とふと寂しく思うことがあります。

※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。

著者:木原紅子/60代女性・パート

※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2025年6月)

【関連記事】

おすすめの記事

新着記事

  1. マシンガンズ・滝沢はブロックに躊躇なし! 一番言われたくないのは「面白くない」

    文化放送
  2. 【2025年7月】本気で垢抜けたいならやって。最新ピーチピンクネイル

    4MEEE
  3. 夏休みの小中高生に和装・作法教室 名張と伊賀で

    伊賀タウン情報YOU
  4. 富士急行の新型船「金波銀波(きんぱぎんぱ)」に乗ってきたぞ! ファミリー層への配慮が手厚いデザイン

    ロケットニュース24
  5. 今っぽさが加速する。失敗知らずの「ドットフレンチネイル」のやり方

    4MEEE
  6. “浴衣姿”の吉沢亮&板垣李光人 お互いの『いい男』話でほめ合う 映画『ババンババンバンバンパイア』舞台挨拶

    動画ニュース「フィールドキャスター」
  7. 仲良し!吉沢亮さん&板垣李光人 ハンドシェイク披露 映画『ババンババンバンバンパイア』舞台挨拶

    動画ニュース「フィールドキャスター」
  8. <マナー合ってる?>他人の箸の持ち方や食べ方が気になる!汚いと本人や家庭環境まで悪いイメージに?

    ママスタセレクト
  9. 【セザンヌ】もはや週7で使いたい。若見え叶える「名品コスメ」5選

    4MEEE
  10. 国内外のプロジェクトから“大屋根リング”まで ― 森美術館「藤本壮介の建築」(取材レポート)

    アイエム[インターネットミュージアム]