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過去実績から「釣れる日」を予測してブリ族22匹 潮汐・旧暦から算出

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ジギングで釣れたメジロ(提供:TSURINEWSライター丸山明)

瀬戸内海播磨灘のジギングゲーム。11~12月はブリの群れが回ってメーター超、10kg超が内海でも現実になります。今回は明石沖のカンタマで選んだ潮回りの朝の時間帯に集中して、ジギングで青物を狙います。

過去の実績日を調べる

海釣りでは、潮が動かないと魚の就餌が活発にならず釣りにくいのは誰でも知っている事実です。しかし、魚が反応するような潮はいつ動くのかというと、これがなかなか悩ましいところです。大潮は干満差が大きいので潮がよく動くのはわかるが、いったいにどの時間帯がとなると、上げ七分下げ三分などのことばもあるものの、また難しいです。

良策がひとつ。過去の実績日を狙います。おもしろい釣りをした日は、記録や写真があるもので、その日付を旧暦にして、さらに今年の新暦に置き直すと、その日は、実績日とほぼ同じ潮です。

潮は、月の引力に深く関係しますが、旧暦は太陰暦で月齢と同調しています。閏があったりもしますが、まあ十中八九同じ愉快な想いができる可能性が出てきます。旧暦同日でなくても前後日でもうまくいきます。同じ釣り場所の同じ時間帯という条件が付きますが、不思議にうまくいき、愉快がひとつ増えます。

過去の実績日を狙って青物連発(提供:TSURINEWSライター丸山明)

旧暦で潮回りを確認

今回、私の全力作戦行動の日は、旧暦で9月30、10月1、2の新月を挟んだ大潮の日。過去3年間、この潮でいい思いをしている愉快な釣り日和です。それを今年の新暦に置き直すと、11月4、5、6の3日間。天気予報も小春日和です。

当日は、場所、時間帯、流す潮筋を同様にして狙います。いましたいました青物の群れがいました。水温も平年並みに落ち着いていて、大きな群れが、青物の朝ごはん食堂のあるカケアガリにやってきました。狙った潮で釣ると、倍増おもしろい釣りになります。

魚探の映像(提供:TSURINEWSライター丸山明)

タチウオ新子がエサ

画像にはできませんが、胃の内容物はエサが何かを教えてくれる情報源です。食べている主体は、この時期特有のタチウオの新子です。40cmくらいある長いのでも胃の中で折りたたまれるようになって入っています。

タチウオ新子は、泳ぎも遅く絶好のエサになるのでしょうが、他にアジやシラスイワシの小魚にエビまで、手あたり次第に食べています。胃が3倍以上に膨れ上がるほどの食欲で、さらにジグを追いかけるのですから、越冬前の荒食いなんでしょう。

冬が近づくとシラスイワシを荒食いしますが、まだ僅かです。シラスの時期になると、これまた脂が乗ったおデブなハマチになり、ジギングよりチョクリ釣りになります。

メジロとエサのタチウオ(提供:TSURINEWSライター丸山明)

ジグは通常サイズでOK

タチウオの新子を食べる時を関西ではタチパターンと言いますが、タチウオしか食べないわけでないので、よく使われる細く長い200~300gのタチウオみたいなジグは使用していません。シルバーカラー基調はいつものことで、120~160gのジグを使って、タチウオを目いっぱい食べている青物を釣っています。

今回は、PEライン2号で潮切れをよくして150g前後のジグを動かしましたが、使いやすいこのジグで、釣果が左右されたとは思っていません。ジグは、大きすぎると見切られますが、「小さい」は動きに応じて食ってくるはずです。

3日間でブリ族22匹

それでは、3日間の釣りをリポートしていきましょう。

初日の11月4日

上げ潮が効き始める7時過ぎに釣り開始。明石沖のカンタマの実績潮筋にボートを乗せて、水深50m超から30mのカケアガリを狙います。3日間、この潮筋を狙いました。すると、明石海峡周辺で悪さをするフグが出没していますが、こやつにPEラインを10mのところで噛み切られ、ジグからラインシステムを失いました。

リーダーを作ってジグも新しく再開すると、うまく時合いになり、ここからメジロ大小に小振りなれど小ブリ81cmまで、型物7匹含めて8匹、体力勝負になり疲労困憊の9時過ぎまで1時間半釣れ続き、沖上がりとしました。

4日の釣果(提供:TSURINEWSライター丸山明)

11月5日

前日同様の期待感で釣り開始。今日の目標でリミットはメジロ5匹。同じ潮筋で、7時半ごろから時合いとなり、モーニングメジロが続きます。フォール多用のジグアクションに追従してきて、強引を速い潮の中から見せつけてきます。

4匹目からハマチの群れに変わり5匹目を釣って、目標達成でジギング中止。場所を移動して、サワラ狙いのブレードジグを試します。

晴天過ぎるのか群れがいないのかサワラは現れませんでしたが、30分弱でハマチを3匹。ブレードと小さいジグのアピールは強く、タダ巻きにいきなり食ってきます。サワラ狙いは改めてとして、本日も8匹の釣りものです。

5日の釣果(提供:TSURINEWSライター丸山明)

11月6日

今日は、5匹までと決めていましたが、最後にダブルで釣れ、6匹の釣果を得てしまいました。

この日は、ハマチが主体の群れ。型が日々小さくなるようですが、おもしろさはかわりません。この日の魚は、すべて胃は空っぽで、朝ごはんがまだだったようです。

釣れ始めは、同じような時間帯ですが、初日から潮の動き始めが1時間遅れてきているので、こんなところも影響しているのでしょう。

6日の釣果(提供:TSURINEWSライター丸山明)

海の中の出来事は、奥が深くなかなか容易に想像できないものです。

高確率でいい潮に当たる

とにかく、潮を選んだ日なので、活性ある群れで実釣約2時間の釣りが、とても楽しく過ごせました。毎日寿司を食べ続け、酢じめも作り、フライに鍋とおいしい青物を堪能できましたが、四肢の筋肉痛はおいしさの代償でした。

100%とうまくいくとは限りませんが、かなりの確率でいい潮に恵まれる可能性の高い狙い方です。魚との一本勝負のジギングゲーム、この面白さにはまり込みます。

<丸山明/TSURINEWSライター>

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