大津漁港で冬のカマスゲームに挑戦【茨城】ジグサビキ仕掛けで14尾キャッチ！
冬が近づいてくると、常磐地方の港にカマスが入ってくる。これをジグサビキで狙うルアーゲームが人気。12月上旬、10時ごろ北茨城市の大津漁港へ行ってきた。
大津漁港でジグサビキ釣り
大津漁港は大きな港で、一番南側の、くの字型に延びる防波堤で狙う。かつては立ち入り禁止だったが、二年ほど前から解放された。広い駐車場がすぐ近くにあるのも人気の理由だ。
サビキでアジやイワシ、サッパなどを釣って、それを泳がせる人が多い防波堤外側はシーバス、内側はヒラメがよく釣れる。
この日は風がない釣り日和。防波堤は釣り人でいっぱいだ。先端から中間くらいまでは入る隙間がない。付け根近くの空いている場所に入らせてもらって釣り開始。
30cmカマスをキャッチ
この釣りは初挑戦。20gのジグにブレイドを装着、6本バリのサビキ仕掛けを半分にカットしてセット。
まず、足元から30mくらいのポイントを探る。水深は8mくらいか。しかし、まったくアタリはない。周囲の人とオマツリしないよう注意しながら、70mほどフルキャスト。
着底を確認して巻いてくると、コツコツとアタリ。ストップ＆ゴーで誘うとヒット。なかなかパワフルな引き味。足元に見えたのは30cmほどのカマス。尻尾近くにサビキのハリがスレ掛かりしていた。
ジグサビキの仕掛け
ポイントは遠投に集中、アジやイワシもサビキに掛かってくる。アタリは多いものの、ヒットにはいたらず、ここからが難しいところ。
ジグにジャレついてくるが、なかなかフッキングしない。サビキを食う、あるいはフォール時のシャクリでスレ掛かりするパターン。
重要なのはサビキのハリ先の切れ味。5尾くらい釣ったら新しいものと交換するのがオススメ。
また、カマスは歯が鋭く、ハリスがすぐにギザギザしてくるのでハリス3号、ミキイト5号の太めがベスト。
当日の釣果
しばらく釣っていくと、コツが掴めたような気がしてきた。ここからヒットの連打。最初の1尾から2時間で14尾。私もカマサーの仲間入りだ。
なかなかテクニカルな釣りだが、アタリは多いので、パターンを掴めば釣果で差をつけることができる。春まで楽しめるカマスゲーム。あなたもカマサーになってみる？
＜週刊つりニュース関東版 上谷泰久／TSURINEWS編＞
この記事は『週刊つりニュース関東版』2024年1月3日号に掲載された記事を再編集したものになります。
