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コラボどら焼き商品化 宮崎台小6年と米倉商店〈川崎市宮前区〉

タウンニュース

店内で販売中のどらやき3種

宮崎台小学校の6年生が考案したどら焼きが、米倉商店(高津区向ヶ丘)で期間限定販売されている。

同小6年生は総合的な学習の時間で日本文化について学び、クラスごとにテーマを選ぶ中、2組は和菓子に着目。同店に協力を依頼し、どら焼きの作り方を聞いて試作を重ね、11月には校内の秋まつりで手作りのどら焼き200個を販売した。

秋まつりでの好評を受け「地域でも販売したい」と更なる展開を模索した2組の児童。その声を受け、同店がコラボ商品を販売することとなった。定番の「つぶあん」に加え、春らしく「抹茶あん」「さくらあん」を用意。生地は児童が考えたレシピを基に白玉粉を配合し、もちもちの食感を表現している。表面には同校オリジナルの焼き印を添えた。

3月8日から販売を開始し、最初の土日は開店早々完売に。15日には2組の児童が店を訪れ、店主の米倉国利さん(54)に感謝状を渡した。米倉さんは「受け止め切れないほど子どもたちの熱意が強かった」と語った。

児童は提案書作成や広告等も手がけ、商品販売の一連を経験。児童の一人は「クラスメイトや地域の人と協力することを学んだ」と振り返った。

販売は24日(日)まで。各日なくなり次第終了。

店頭で児童と米倉さん

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