【茨城県守谷市】市民に交流の場を!「大山公園」や「くわがた公園」でイベント開催
守谷市では地域住民主導のまちづくりを促進するため、各地域に「まちづくり協議会」を組織。
北守谷地区では交流活動部会が春と秋に市民交流の場を提供しています。
公園で集う「ぶらぶら亭」「くわがた亭」
北守谷地区の「ぶらぶら亭」は大山公園(松前台1丁目)で、「くわがた亭」はくわがた公園(薬師台2丁目)で、10年前から続いています。
2カ所に分けたのは、近隣の人がより立ち寄りやすくするため。
立ち上げに携わった河合厚さんは「地域の高齢化に備え、誰でも気軽に立ち寄り、お茶を楽しむ場が必要でした」と振り返ります。
2018年には「北守谷地区まちづくり協議会」が設立され、その後は交流活動部会として活動が続いています。
挽きたてコーヒーで憩いのひとときを
イベントは、日曜日のおおむね午前10時〜午後3時30分に、どちらかの公園で開催されます。
内容は場所と日によって異なり、フリーマーケット、野菜の販売、演奏会などが企画され、子どもには紙芝居やくじ引き、おもちゃ病院も。
お薦めは100円の挽きたてコーヒー。
交流活動部会部会長の井塚哲夫さんは「北守谷住民にかかわらず、おいしいコーヒーと憩いの公園にお立ち寄りください」と、地域・世代を超えた交流を呼び掛けています。
ボランティアで広がる「輪と和」
井塚さんは大手食品会社を退職後、同協議会への誘いを受けボランティア活動を始めました。
活動を通じて多くの知人を得た喜びを語り「現在、70歳前後の人が中心に活動しています。今後若い世代の参加を期待したい」と後続のリーダーシップに期待を寄せています。
また、交流活動部会に参加している清水忠晃さんは、毎週水曜日の午前10時〜午後3時に、薬師台の自宅を市民交流の場として開放しています。
気軽に立ち寄って楽しんでほしいと「喜楽荘(きらくそう)」と名付けました。
絵画、ひょうたんランプ、ステンドグラスなどの美術品が多数展示されていて、お茶を飲みながらゆっくり鑑賞できます。
12月27日(水)まで美術品のライトアップ展を開催中です。
各種開催日程や場所、内容はホームページで確認を。(取材・執筆/房)
※問い合わせ メール/kitamoriyaburabura@gmail.com 北守谷地区まちづくり協議会 交流活動部会 井塚
喜楽荘 住所/茨城県守谷市薬師台5-20-6 電話番号/0297-45-1016(清水)
交流活動部会ホームページ/https://sites.google.com/view/kitamoriyaburabura