日本海イカメタルとバチコンに挑戦【京都府】バスロッドとベイトフィネスロッド代用でも大漁
釣り仲間と京都府の日本海でイカメタルとバチコンに挑戦しました。バスロッドとベイトフィネスロッドを使用し、イカメタルでは20パイ以上、バチコンでは小型アジを次々と釣り上げました。大物狙いのエギングロッドでも挑戦し、スルメイカをヒット。釣行後、釣ったイカは家族に大好評でした。
イカメタル&バチコンに挑戦
釣り仲間8人とイカメタルチャーター船を利用しました。チャーターしたため、イカメタルだけでなくバチコンや他の好きな釣りも楽しめるので、バスロッドでイカメタル、ベイトフィネスロッドでバチコンに挑戦しました。
当日の状況
17時集合に間に合うように出発しました。道中雨が降っていましたが、漁港に到着すると雨が止み、風も無く、ベタ凪の曇り空で釣りやすい状況でした。
使用したタックル
ミディアムライトのバスロッドにカウンター付きのベイトリール、PE0.8号にサンラインのイカメタルエステルリーダー4号を使用しました。スッテはDUELのイージーベイトとイージースリム、イージーベイトメタルを一誠の海太郎ヌケガケイカメタル仕掛のダブルを使いました。
ベイトフィネスロッドにはPE0.6号にイカメタルリーダーと一誠の海太郎特製バチコン仕掛Type1を使用。レベリングヘッド付きなので仕掛けも楽チン。ワームはリグデザインのアージを使用しました。
ケンサキイカの大剣サイズを狙うために、オモリグ用のエギングタックルに一誠の海太郎ヌケガケオモリグ仕掛とDUELのイージーフォールスローシンキングを用意しました。オモリは一誠のヌケガケロケットの15〜30号を使用しました。
釣り開始
ポイント確保のため早く出発し、ポイントでゆっくりしました。風も波も潮もなく、曇り空で釣りやすい状況でした。
バスロッドでのイカメタルを開始し、オモリは20号で真っ直ぐ落ちていい感じでした。しかし、やはり明るい時間帯は全く釣れず、ライトを焚いても沈黙が続きました。
20時にようやく仲間にヒット
ここからみんなにアタリが頻繁に出始めました。私も63mの底付近で連続ヒット。良いサイズも混じりました。
ここからアタリが止まり、イカが浮いてきたかと思い、35〜40mを狙うとシャクリピタッで当たりました。
イージースリムよりも小柄なイージーベイトに食ってくるので、スッテをイージーベイト2つ付けて落とすとダブルで釣れました。やはり小さいスッテのほうが反応が良いです。
1時間もしないうちに20パイを超えましたが、大剣と呼ばれる大きなサイズは来ませんでした。
エギングロッドでのオモリグに替えてライトの当たっていない明暗の場所までキャストして底を狙いました。コンとアタリがありましたが、同じサイズでした。
周りのイカメタルでは更に小さなイカばかりの群れに当たってしまったのか、ヒイカサイズしか出ませんでした。
イカメタルに戻してスルメイカ手中
底から激しめのシャクリジャークをしてみました。激しい動きの時にケンサキイカではなくスルメイカが反応するか試してみました。
するとシャクリからのアタリ。元気に引くのでこれはスルメイカだと確信。やはり激しい動きでスルメイカがヒットしました。しかしこれも続かないのでイカメタルは終了しました。
ベイトフィネスロッドでバチコン開始
まだ半分以上時間も残っているので、ここからベイトフィネスロッドでのバチコンを開始しました。
オモリを軽めの15号からスタート。水面ではサバやダツ、ツバスが回遊しだし、水面から40mまでの所で落としている間にサバが食ってきました。ジグヘッドが2つ付いているのでダブルヒットもあり、引きを楽しみましたが、サバばかりでした。特にアカキンのワームには必ず食ってきました。
ここでワームをシャンパンホタルとアミグローに変更し、オモリも20号にしてできるだけ早く着底することを心掛けました。
すると落としている時にアタリがなく、無事着底しました。ここでリフト&フォールで狙うとコンとアタリ、すかさず合わせて上がってきたのはアジ。
しかしサイズは陸っぱりサイズでした。沖に出てもこのサイズがいることを初めて知りました。
サイズアップ叶わず
ここから底を狙うとコンスタントにアタリがありアジを追加しましたが、同サイズばかりでした。ダブルヒットもありデカいのが来たかと思わせる場面もありました。
サバの活性が益々高くなり、仲間のイカメタルや掛かったイカに食ってきて走り回りオマツリで困る状態に。バチコンでも底でアジが掛かり、巻き上げている最中にサバが掛かりサバだらけになりました。
ここでイカのサイズもヒイカサイズばかり続き、サバに邪魔されて仲間が早いが終了しようということで23時半に納竿しました。
釣り終了&振り返り
イカメタルオンリーの仲間は50パイ程釣れて楽しかったようです。レンタルロッドで初参戦の仲間も10パイ程釣れて満足していました。
私も20パイ以上釣れましたし、釣り分けでスルメイカを狙って捕れたのは私にとって大きな収穫でした。
また、バチコンを初めてやってみて、サバの引きを楽しんだり、底を丁寧に狙うと必ずアジが釣れることが分かり、船長もこのポイントでのアジの回遊を初めて知ったと収穫がありました。
ケンサキイカのイカメタルは最盛期なのでぜひ狙いに行ってください。
帰宅後、まずは大きめの3パイを刺身にし、6パイをイカ飯に、スルメイカは焼きにしてみると家族からも大好評でした。
これも2、3日なら良いですが連日続くと飽きるのでこのぐらいの数で丁度良かったです。
次はケンサキイカとスルメイカとの釣り分けを確立したいのと、バチコンで大きなアジを狙っていきたいと思います。
<田村昭人/TSURINEWSライター>