Yahoo! JAPAN

葉山警察署がセブンイレブン葉山マリーナ店店員と葉山一色郵便局に、特殊詐欺被害防止で感謝状贈呈〈逗子市・葉山町〉

タウンニュース

感謝状を手にする熊谷さん(左)と清水さん、齋藤署長

特殊詐欺被害を防止したとして、葉山警察署(齋藤英樹署長)は2月16日、セブン―イレブン葉山マリーナ店勤務の清水俊英さんと葉山一色郵便局に感謝状を贈呈した。

清水さんは昨年11月、電子マネーの購入に訪れた男性に声がけをし、購入理由の確認を行うなどして、パソコンの修理費用名目の特殊詐欺被害を防止した。同店では日頃から同様の行動をとる高齢者などについては、スタッフがオーナーや店長、社員に伝えるようにしているという。

葉山一色郵便局は昨年末、高額な貯金を引き出しに訪れた女性に対し、引き出す理由を聞き出すなどして、息子を語った特殊詐欺被害を阻止した。同局の熊谷まり子さんによれば、高齢者が一定以上の金額を引き出す時は全て警察に連絡しているという。「声がけの積み重ねで、最近になって通報についてのクレームも減ってきた。今回も顔の分かる関係性からお客様に話を信じてもらえ、被害を防げてよかった」と話した。

齋藤署長は「警察としてもいろいろな方法で啓発活動を行っているが、騙されてしまう人は後を絶たない。そうした中、コンビニエンスストアや郵便局などが最後の砦として阻止していただけることは大変ありがたい。今後も積極的に声がけをお願いします」と継続的な協力を呼び掛けた。

【関連記事】

おすすめの記事