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カフェ鎌倉美学

湘南人

鎌倉駅西口から徒歩3分ほど。御成通り商店街を少し入ったところに、インパクトのある外観が目を引くお店があります。ドラマ『最後から二番目の恋』のロケ地にもなった、地元の方々に絶大な人気を誇る「カフェ鎌倉美学」です。

以前から「地元の人が集うお店」と聞いていて、ずっと気になっていたのですが、今回ついに初めて訪れてみましたので、レポートします!

カフェ鎌倉美学の歩み

もともと、鎌倉のケーブルテレビで働いていたという店主。実は、この場所は、仕事を通じて関わっていたクライアントのお店だったそうですが、閉店することになり、様々なタイミングが重なって、2009年にこの場所を引き継ぎました。

そして、スペインが大好きで、毎年訪れていたこともあり、アヒージョなどの代表的なスペイン料理を中心とした「カフェ鎌倉美学」として、オープン。

現在は、「世界を旅するバル」をコンセプトに、多国籍料理バルとして営業しています。

夜はなんと24時まで営業。ラストオーダーが早いお店が多い鎌倉において、夜遅くまで開いているこのお店は、地元の方が自然と集う場所になっています。開店から16年が経った今も、変わらず多くの人に愛され続けているのも頷けます。

店名でもある「美学」には、「海が好きだったり、文学が好きだったり。人それぞれ美学を持っている。その美学をこの場所に持ち寄ってほしい」という想いが込められているそう。とっても素敵なお話が伺えました。

お昼はランチの提供

お昼は日替わりのランチプレート、ヴィーガンプレートに美学カレーなど、4種類から選ぶことができます。もちろん、お昼からゆっくりとバルメニューも楽しめるので、昼飲みを楽しむのもいいですよ。

筆者はランチタイムに伺ったので、日替わりのランチプレートを注文しました。この日のメニューは、「スペインオムレツとブラジルソーセージ」でした。

コンセプト通り、スペインをはじめとした、多国籍料理を融合させた、彩り豊かでボリューム満点の一皿です。

スペインの伝統料理でもある、「スペインオムレツ」は、ふわっとした卵の層の中にポテトがぎっしり詰まっていて、上にはまろやかなソースがたっぷりとかかっています。優しい味わいで、どこかほっとする一品です。ポテトのゴロっと感がたまりません。

小さめにカットされた「ブラジルソーセージ」は、肉肉しく噛み応えもあり、ジューシーでスパイスが効いています。ライスとの相性も抜群!しっかりとした味付けで、満足感がありました。

ご飯のボリュームもあり、満足度の高いランチ。多国籍料理で異国の風を感じながら、でもどこか鎌倉らしいゆったりとした空気が流れる空間での食事。ここでしか味わえない、特別な時間でした。

取材中、近くの席には海外のお客さんがいらっしゃり、ヴィーガンプレートを注文していました。こちらはオーダーを受けてからひとつひとつ丁寧に調理されるため、少し時間がかかるようですが、提供された瞬間から大絶賛!驚くほど喜んでいる様子がとても印象的でした。

こうして地元の方だけでなく、言葉も文化も異なる海外からのお客さんにも心から愛されているのは、このお店ならではの魅力ですね。

夜は多国籍バルとして営業

夜は夕方から24時まで営業しており、豊富な種類のアルコールが楽しめます。ワインだけでも、常時13~14種類が並び、650円(税込)からとお手頃価格なのも嬉しい!

平日にはハッピーアワーセットもあり、とてもお得なので、気になる方はぜひ、行ってみてくださいね。

イベントやPOPUP開催も

最近では、店主が発酵食品にハマっているそうで、一部のメニューには大吟醸の酒粕や塩麹など、発酵食品を使った味付けを取り入れているそう。タイミングが合えば、不定期で開催される「発酵キッチン」も楽しめるとか。気になる方はチェックしてみてくださいね。

また、店主は前職で「鎌倉芸術祭」の立ち上げにも関わっていたという経歴の持ち主。そのご縁から、地元の方々やアーティストとのつながりも深く、現在もアーティスト支援を積極的に行っているのだとか。

店内には、そんなアーティストたちの作品がセンスよく飾られていて、時にはPOPUPイベントなども不定期で開催。食事を楽しむだけでなく、アートや人との出会いがあるのも、このカフェの大きな魅力のひとつです。

コンセプトカラーの「赤と緑」

外観から内装まで、赤と緑のコンセプトカラーがアクセントとして効果的に使われており、印象的な空間が広がっています。

情熱を感じさせる"赤"と、心を穏やかにする癒しの"緑"この2つの色彩が絶妙なバランスで配置されており、訪れる人の気分を自然と高めてくれるようです。

壁には、なんとペンキをフルオーダーして描かれたという大きな「蓮」のアートが。蓮の花は、宗教や国を超えて愛される存在。このアートに関するとっても奥深い話もお聞きしました。気になる方は、カウンターに座ってゆっくり聞いてみてくださいね。

さらに、入り口のドアには、コンセプトカラーを取り入れ、ガラスから選んだというステンドグラスがあしらわれています。訪れた際にはこちらもぜひ、チェックしてみてください。

「カフェ鎌倉美学」で過ごす特別な時間

細部にまで「美学」が詰まった店内は、ただ食事を楽しむだけでなく、そこにいるだけで心が満たされ、初めての来店でも、まるで知り合いだったかのような、特別な体験ができる場所でした。

自然と人が集まってくるのは、料理や空間の魅力はもちろん、何よりも店主の気さくであたたかい人柄によるものだと感じました。

昼と夜では訪れるお客さんの雰囲気も変わるそうなので、その日の気分や過ごしたい時間帯に合わせて、ぜひ訪れてみてください。きっと素敵な時間が過ごせるはずです。

最寄り駅
JR横須賀線, 鎌倉駅, 鎌倉駅, 江ノ島電鉄線

住所
〒248-0012 神奈川県鎌倉市御成町8-41

駅徒歩
JR・江ノ電鎌倉駅西口から徒歩3分

営業日
月曜日, 水曜日, 木曜日, 金曜日, 土曜日, 日曜日

営業時間
11:30~24:00

営業時間詳細
ランチ:11:30~15:00、ディナー:17:30~24:00

定休日
火曜日

予約
ネット予約, 電話予約

電話番号
0467222233

受付開始
登録なし

受付終了
登録なし

予算(下限)
1000

予算(上限)
3000

支払い方法
現金, クレジットカード, 電子マネー, QRコード決済

手数料
無し

席数
18席

席の種類
テーブル席, カウンター席

個室
無し

貸切
貸切可能

喫煙可否
全席禁煙

駐車場
無し

設備・サービス
オシャレな空間

コース内容

ドリンクメニュー
ソフトドリンク, ビール, ワイン

利用シーン
ランチ, ディナー, デート, 家族, 友人, お一人様, 女子会, 忘年会, 新年会

アクセス

サービス
ビーガンメニュー

お子様連れ
不明(店舗にお問い合わせください)

公式サイト
https://cafe-kamakura-bigaku.com/, https://www.instagram.com/kamakurabigaku/

開業年月日
2009年7月7日

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