すぐに実践できる!相手の親近感をグッと上げるために意識すべきこととは?【心理学の話】
会話のなかで名前を呼び、共通点を見つけて好印象に
商談を有利に進めたいとき、新入社員や初対面の人と親しくなりたいときなどには、心理的距離を縮めることがポイントです。そこで会話中に相手の名前を呼んでみましょう。
例えば、「先程おっしゃった件は……」というところを「○○さんがおっしゃった件は……」と相手の名前を入れるだけで、親近感、信頼感を得ることができます。この方法は、オンラインでの商談や会議、飲み会にも効果的。トークの合間に相手の名前を入れることで、伝わっているかな、理解してもらえているかなといった相手の不安感を取り除くことができるます。
会話をしながらうなずいたり、相づちを入れたりすることも心理的距離を縮めるので、聞く姿勢をしっかり持って臨みましょう。
雑談のなかに共通点を見出すことも信頼感につながります。アメリカの心理学者ハイダーは、自分、相手、共通点(事象)の3つのバランスがとれることで関係性が安定すると説きました。
商談の前後に「○○さんのオススメランチはどこですか?」と聞き、その返事に対して「僕もその店に興味あります」といえば、共通点がひとつ見つかり、安定した関係に近づいたことになります。商談前には共通点探しのネタをいくつか用意しておきたいものです。
出典:『眠れなくなるほど面白い 図解 心理学の話』
『心理学の話』はこんな人におすすめ!
・人間関係を円滑に進めたい
・苦手なあの人が何を考えているの知りたい
・好きな人を振り向かせたい etc….
以上の方には「図解 心理学の話」は大変おすすめな本です。
どうして、あの人はこんな行動をするの?どうして、思うままに動いてくれないの?
他人の本音を知りたい。そう思うことはありますよね。それらは心理学で解決できます。
心理学は、人の言動やその奥にある心理の働きを分析する学問です。心理学を知れば、顔や体の動きから相手の本音を読み取れますし、思うままに人を操ることもできます。つまり、気になる相手を振り向かせたり、商談相手にイエスと言わせたりすることも簡単ということ。
このように心理学を使えば、恋愛や仕事など他人とのコミュニケーションを円滑に進めることができるのです。本書は、イラストや図解をもとに、「そもそも心理学とは何か」という基本的なことから、日常生活やビジネス、恋愛など、さまざまなシーンで使えるテクニックをわかりやすく解説する、そんな一冊です!
イエスを言わせる説得術とは?
この記事では日常生活で特に役に立ちそうな「相手にイエスと言わせる技術」について解説します。
仕事はもちろん私生活でも、相手にイエスと言ってほしい場面は多々あります。まず、イエスを引き出すためには、相手にとっていかによいもの、よいことであるかを伝えなければなりません。
その際にプラス面だけを伝えるのが「一面提示」です。相手にとっていいことだらけであれば、イエスと言われやすくなります。自分で物事を決めることが苦手な人にたいしては特に有効な手段といえます。
説得テクニックはいろいろ相手の状況で使いわける
ただし、あとでマイナス面がわかったときに「だまされた」と思われる可能性も含みます。よい面も悪い面も提示して相手に選ばせる。これが「両面提示」です。
当然、よい面は強調し、悪い面は小さく伝えます。それでも相手は自分で考えたうえで選んだという納得感を得られやすく、また、両面を明かした相手に対して公平性や信頼を感じます。
シリーズ累計250万部は伊達じゃない!豊富に使われた図解の圧倒的わかりやすさ
「図解 心理学の話」と銘打っているだけあって、図解がふんだんに使われています。
右ページに文章、左ページに図解で解説という形で全頁が構成。
さくっと読めてしまうのに、しっかりとした専門家の知識を身につけることができるのが最大の魅力です!この「眠れなくなるほど面白い図解シリーズ」は250万部を突破している大ヒットシリーズです。
日々の生活の必須知識として家に置いておきたい一冊!
春はいろいろな出会いがあり、新しい環境に身を置く人も多いでしょう。そして、よい人間関係のスタートを着る上で、心理学の知識は大いに役に立ちます。この一冊を読んで、コミュニケーションを深く知り、他者と良い関係を築きましょう。
人間関係を構築する上で必須の1冊!ぜひ『眠れなくなるほど面白い 心理学の話』をご一読ください!