【蕎麦 にしむら】そば処・長野発!地元で評判の店。人気のそば定食で絶品デザートも堪能
7月10日放送「静岡発そこ知り」のテーマは『中部横断道でGO!この夏は八ヶ岳へ!』。
静岡から約2時間、中部横断道を使って八ヶ岳へ。絶景と癒やし、大自然の中でアウトドア体験、そして八ヶ岳グルメを堪能します。夏の八ヶ岳で感動体験をしませんか?
長野に来たらやっぱり「そば」。地元で評判のデザートも美味しいそば屋をご紹介します。訪れたのは創業33年の「蕎麦 にしむら」。
自慢のそばは富士見産にこだわり、毎朝その日に使う分だけを石臼で挽き、打ちたて、茹でたてを提供しています。今回いただいたのは「にしむら」の名物と評判のそば定食。
そばの前にそば粉100%で作るそばがきをいただきました。「朝、石臼で引いたばかりのそば粉を使うことで香りと粘りが引き立つ」と、店主の西村公孝さん。
ねっとり、やわかい、そばとは違った食感が味わえます。煮物やかやくご飯を味わったところで、主役のそばが登場!
ここでいただける更科そばは、そばの実の芯の部分だけを用いて打つ白いそばで、香りとのど越しの良さが特徴。すする途中から、そばのいい香りが鼻に広がっていきます。
そば定食はデザートもセットなのですが、このデザートが想像の域を超えていました! デザートは公孝さんのお姉さんでパティシエの京子さんが作るものだったんです。
「にしむら」の隣りにある洋菓子店「キャトル・セゾン」。京子さんはイギリスで洋菓子を学んだ本格派ですが、16年前にオープンした頃は、なかなかその美味しさを知ってもらえず、宣伝のためにそば定食のデザートを担当するようになったそうです。
イギリス仕込みの焼菓子から長野や山梨の旬を取り入れたケーキまで!今では、ここを目当てに訪れる人も増えたそうです。
長野県産の杏子をたっぷり使ったタルトとショートケーキをいただきました。
杏子は「信山丸」という香りが良く実がふっくらとしている品種を、コンポートにして焼き込んでいます。
こちらは富士見産のいちごたっぷりのショートケーキ。夏いちごは、富士見の特産で、甘酸っぱさと香りの良さが特徴です。口いっぱいにフレッシュないちごの香りが広がります。
そば定食とは別に、自慢のパンも出してくれました。
そば屋の店主、公孝さんのもう一つの顔は、なんと"パン職人"。水曜から土曜まで一人でパンを焼いています。
手作りの薪窯で焼くのは、いわゆるハード系のパン。薪窯の遠赤外線効果で表面はパリッと、内側はふっくら、もっちりと焼き上がり、独特の香ばしさも味です。
公孝さんが焼くパンは、隣のケーキ屋「キャトル・セゾン」で販売しています。数に限りがあるので、気になる方はぜひ予約をしてみては!
<DATA>
■蕎麦 にしむら
住所:長野県諏訪郡富士見町富士見3679-18
TEL:0266-62-7078
営業時間:11:00〜14:00
休み:日・月曜