昭和の風景楽しんで 横浜市電保存館で写真展
「横浜市電写真展前篇」が10月21日(火)まで、横浜市電保存館=磯子区滝頭=の多目的コーナーで開催されている。横浜市電に関する調査、研究などを行う愛好会「しでんの学校」が企画展示協力、写真提供。今回の前篇では、本牧線と根岸線を走行する市電(麦田町〜本牧三渓園前〜不動下)の写真で構成されている。
本牧線は横浜電気鉄道時代の1911(明治44)年12月に開通、70(昭和45)年6月30日に廃止。根岸線は55(昭和30)年4月1日に開通、68(昭和43)年8月31日に廃止された。写真展では、廃止直前の市電が走っている様子や、米軍に接収されていた本牧の風景を見ることができる。「昭和100年の今年、懐かしい昭和の風景をお楽しみください」と同館。
平日は午前10時から午後4時、土日祝は9時30分から5時(入館は30分前まで)、水・木曜定休。入館料は大人(高校生以上)300円、3歳から中学生100円。問い合わせは同館【電話】045・754・8505。