【駿河区・城南静岡】大人も「学食」を食べていい学校で「そぼろ丼」食べてみた
腹ぺこさんの味方、安くてガッツリ青春の味と言えば「学食」です。大人もおじゃまして、学食を食べていい学校が静岡市駿河区にありました。
【画像】記事中に掲載していない画像も! この記事のギャラリーページへ「地域にオープンな学校」
向かったのは、静岡駅から車で約5分。石田街道を東に曲がった先にある「城南静岡高等学校・中学校」です。
この学校にある学食が、一般の人も利用でき、青春時代にタイムスリップできる食堂として話題なんです。
城南静岡 広報部長・本田勝也先生:
本校のコンセプトとして広くみな様にも学校を知ってもらうということで、食堂を開放しています
一般の人にも学食を開放しているのは、「地域にオープンな学校」を目指していたからでした。
学食を利用してみよう
まずは受け付けで記帳します。
入校許可証を受けとったら、いざ校舎の中へ。
食堂がある3階に向かいますが、生徒達が授業を受けている教室の横を通っていきます。
廊下の壁がガラス張りなので、教室の中も見える!
本当にオープンな学校ですね。
広い食堂に到着しました。
一般の人の利用時間は昼の11時半から、授業が終わる12時25分までの約1時間です。
その後は生徒たちが食事をする時間。一般の利用時間と生徒の利用時間は、しっかりと分かれていました。
食堂にはテラス席もあり、学校のグラウンドを眺めながら食事をすることもできます。
メニューをチェック
そして気になるメニューは、食券を買うカウンターの横にあるので、注文する品を決めましょう。
日替わり定食 500円
ラーメン 400円
カレーライス 400円
うどん・そば 300円 など
安さはさすが学食! 一般の利用客も生徒たちと同じ値段で食べられます。
プラス50円で大盛りやテイクアウトにもできるんです。
一番人気のメニューは「日替わり定食」だそうです。
学校にいながら、家庭の味を食べられるのも魅力のひとつ。この日の日替わり定食は「そぼろ丼」でした。
売り切れもあるという人気のそぼろ丼は小鉢とみそ汁がついて500円。
小倉彩瑛アナウンサー:
ボリュームがすごい、これでワンコインです。たまごが甘くてフワトロです!
利用客は卒業生が多く、思い出の味を求めて足しげく通う人も少なくないんだとか。
青春時代にタイムスリップ
学食を一般の人たちも使えることについて、生徒はどう感じているのでしょうか。
生徒:
学食を通して地域の人にも城南のことを知ってもらえたらいいなと思います
別の生徒:
私のお母さんも学食のことを知って、来てみたいと言っていました
保護者が子供たちがどう過ごしているのか知る機会にもなりそうですね。
ちょっと珍しい学食の一般開放。甘酸っぱい青春時代に、あなたもタイムスリップできるはずです。
■校名 城南静岡高等学校・中学校
■住所 静岡市駿河区南八幡町1ー1
■学食利用時間 11:30~12:25 ※短縮授業の際は変更あり
■問合せ 054-285-6156