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犬と一緒に寝るべきではない?実際みんなどうしてるの?

わんちゃんホンポ

みんなはどうしてる?愛犬と一緒に眠る飼い主は意外と多い

皆さんの愛犬はどこで眠っていますか。ケージの中、ケージの外に設置してある犬用ベッドの上、自分のお気に入りのソファーの上…ご家庭によって様々だと思います。中には飼い主と一緒に眠っているという犬もいるでしょう。

実は、2017年にアイペット損害保険株式会社が調査した結果によると、いつも一緒に眠っていると答えた飼い主が約3割、そしていつも一緒に眠る、時々一緒に眠る、稀に一緒に眠ると答えた飼い主さんを総合すると、約7割ほどの飼い主が一緒に寝たことがあると回答しています。

このように、あまり公に答えていないだけで、犬と一緒に寝ている飼い主は、想像以上に多いことが予測されます。

犬と一緒に寝るべきではないというのは本当?

犬と一緒に寝ている飼い主は思っている以上に多いことがわかりましたが、一般的には犬と一緒に寝るべきではないと言われることが多いです。しかし、なぜ一緒に寝るべきではないと言われているかきちんと理解している人は少ないのではないでしょうか。

1.犬と一緒に寝るべきではない…その理由とは

犬と一緒に寝るべきではないと言われることが多いですが、なぜ犬と一緒に寝るべきではないと言われているかご存知でしょうか。主に以下の理由が考えられるからです。

✔飼い主の寝相で犬が怪我をする可能性
✔犬が飼い主の口を舐めることで衛生面の問題が生じる
✔犬の毛や寄生虫が布団に移る可能性
✔愛犬の依存度が上がる

飼い主と犬が一緒に眠ることで、まず考えられるリスクとして、飼い主の寝相によって、犬が押しつぶされてしまったり、怪我をしてしまう恐れがあるということです。特に小型犬は体が小さいため飼い主の寝相が悪い場合、怪我をするリスクが高まります。

また、犬が飼い主と同じ布団で眠ることで、衛生上の問題が生じるという点も大きな理由です。犬の毛が布団についてしまったり、犬に寄生しているダニや寄生虫などが飼い主の布団に移り、飼い主の健康に悪影響を与えることもあります。

そして、飼い主が寝ている間に、愛犬が「甘えたい」という気持ちから、飼い主の口を直接舐めてしまうケースもあり、犬が持つ細菌が飼い主に伝染してしまう恐れもあります。こうしたリスクから、飼い主と犬は一緒に寝ない方が良いと考えられています。

少し前までは、しつけをする上で悪影響が生じるという理由もありましたが、現在は普段から正しい接し方を心がけていれば、一緒に寝ることで上下関係に影響を及ぼすなどのリスクはあまり生じないという説が濃厚となっています。

2.犬と一緒に寝るデメリットを踏まえて接し方を考えよう

以上のデメリットを踏まえると、愛犬の怪我や飼い主の健康状態に悪影響をもたらす恐れがあることがわかります。したがって、一般的には犬と一緒に寝るべきではないと唱えられているのです。

しかし、だからと言って絶対に一緒に寝てはいけないというわけではありません。上記のデメリットを踏まえて、愛犬と同じ空間で一緒に眠る良い方法を考えることも可能です。

例えば、同じベッドの上でも、犬用のベッドを飼い主用のベッドの上に乗せることで、一応の仕切りを作ることは可能です。そうすることにより、飼い主が愛犬を寝相で怪我させてしまうリスクを下げることができますし、愛犬の毛や細菌などが飼い主の布団に移るリスクも下げることができます。

また、犬によっては飼い主と同じ空間で眠りたいだけという犬もいるので、同じ寝室に犬用ベッドを置くだけで安心できる犬もいます。

愛犬の依存度が高い…分離不安の可能性も

デメリットを踏まえて犬も飼い主もリスクを極力抑えて一緒に眠る方法を考えることは可能です。しかし、もしも普段の愛犬の様子を見ていて、飼い主への依存度が高いと感じた場合は、分離不安の可能性があります。

分離不安とは、飼い主の姿が少しでも見えなくなると強いストレスを感じてしまう、一種の精神疾患です。飼い主依存症と言えるこの病気は、飼い主と程よい距離感を保つことが重要と考えられています。

分離不安の疑いがある犬は一緒に寝るべきではない

もしも分離不安の疑いがある場合は、飼い主と一緒に寝てしまうと、より飼い主への依存度が上がってしまいます。分離不安症もエスカレートしてしまう恐れがあるので、このような犬は一緒に寝るべきではありません。

なるべく就寝中はサークルやケージの中で過ごさせるようにし、1匹でもストレスを感じないよう環境を整えることが求められます。

まとめ

いかがでしたでしょうか。一般的に犬と一緒に寝るべきではないと言われている理由は、犬の安全や飼い主の健康面が理由です。絶対に一緒に寝るべきではないというわけではありませんが、極力衛生的な状態を意識して、愛犬の寝床作りを考えてあげましょう。


(獣医師監修:平松育子)

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