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【じゃらん編集長おすすめ】初夏に行きたい!知られざる三原の魅力をめぐる旅

ひろしまリード

今回のじゃらん編集長おすすめ旅は、初夏に行きたい、知られざる三原の魅力めぐりです。

世界を食べ歩いた愛好家監修のひんやりグルメに、今が食べごろの甘美な宝石を食べ比べ!

さらに、「日本一〇〇な島」で、絶景を前に、心も体もととのいます!

出発地点は、「道の駅 みはら神明の里」。

三原ブランドの構築をめざし、地元の農産物やグルメ、お土産が勢ぞろいしています。

“三原といえば”でやはり外せないのはタコですよね。三原は瀬戸内海でも有数のタコの産地。こちらには、タコ関連のお土産だけでなんと約100種類もあるのだそう!

中でもタコ天は、行列ができるほど人気で、1日に350食以上売れたこともあるのだとか。

1本1本のサイズはかなり大きい!食べ方のコツは、細い足先の方からかぶりつくこと。

そうすると、衣だけずるっと先に取れてしまうことはないそうです。

他にも名産地だからこそ食べられる変わり種のタコ料理がたくさんありますが、三原がタコだけだと思ったら大間違いです。

これからの時期におすすめの、タコに負けない涼グルメがあるんです!

それがこちらの「島たまごおり(880円)」。※6月15日~販売予定

三原の海に浮かぶ佐木島産のたまごと地元の牛乳が使われているかき氷で、綿菓子のような独特の食感に、まるでミルクセーキのような味わいです。

世界500食以上を食べ歩いた三原の有名なゴーラー(※かき氷愛好家)・園田美穂さんが、地元の新名物に、と三原の旬のおいしいものを使ったかき氷を監修したそう。

かき氷を食べ進めると、中には驚きも隠されています。

味に変化をつけられるように、レーズン、生クリーム、そして島たまごのプリンが入っているんです!

続いて訪れたのは、「SMILE-LABO HIROSHIMA(スマイル・ラボ広島)」。

標高500mの寒暖差のある場所で果物を栽培することで糖度の高い果実が育つこの施設では、季節ごとにさまざまなくだもの狩りが楽しめるんです。

初夏の三原の知られざる魅力2つ目は、6月の今が旬のさくらんぼ摘み体験!

栽培されているさくらんぼは7種類ほどで、すべて特徴が違うので、食べ比べがおすすめ。

こちらは「山形美人」という品種。真っ赤な果実の中に黒っぽさがあるのが、糖度が高い目印だそう。

さくらんぼがなっている方の反対側に起こすように摘むのがポイント。

そして、おいしく食べるためにも押さえておきたいポイントがあります。

それは、氷水を用意すること!

暑い季節にくだもの狩りをして、ぬるいくだものにガッカリした経験はありませんか?

氷水を水筒に入れて持参すれば、摘みたての甘酸っぱくてハリのあるさくらんぼをその場で冷やして食べることができます。

おいしいさくらんぼの食べ方を知ったところで、その後も園長イチオシ「紅秀峰」や「紅さやか」など違う品種の食べ比べを楽しみました。

そして、こちらでの楽しみはさくらんぼの摘み取りだけではありません。

さくらんぼを使ったアイスクリームも味わえるんです。さくらんぼの果肉をふんだんに使用したアイスクリームは絶品!

ほかにも、ピザなどのランチメニューも充実しています。

さくらんぼはまさに今が旬なので、食べ比べをして自分好みの品種を見つけてみてください。

三原の知られざる魅力、最後のひとつは、「日本一新幹線の駅から近い島でととのう」です!

片道大人430円で三原港から船に乗り、やってきたのは小佐木島。周囲3.2kmの小さな島です。

島に降り立つと別世界。街の喧騒から離れ、波音と鳥のさえずりが響く古き良き島の風情が迎えてくれます。

小佐木島は有人の離島ですが、現在ここに住んでいる人はたった5人。県内でも一番人口が少ないため、手つかずの自然が残っています。

この小佐木島で“ととのう”ために訪れたのは、「宿NAVELの学校」です。

三原育ち・北海道で活動する建築家のオーナー・鈴木敏司さんが建てたこの施設は、90年以上前に建てられた古民家をリノベーションした宿泊施設。

昨年サウナがオープン。サウナとランチの予約もできます。

お目当てのサウナがこちら。目の前には海が広がり、海外リゾート地のよう。

サウナはエストニア式で、低温型(65℃程度)の本格的な北欧のサウナです。

ここならではの特徴は、島の竹を使って沸かすサウナということ。増えすぎた竹林を資源にしたいという思いで取り組んでいるそうです。

目の前に広がるオーシャンビューに、時間を忘れて心も体もリラックス。

サウナ後の外気浴は外の水風呂へ。爽やかな潮風を感じながらの外気浴は、ほかでは味わえない魅力です。

サウナの後は島の柑橘を使った特製サウナドリンクを味わい、ととのった後はお腹も満たしましょう!

「あづまジンギスカン」という北海道厚真町にある精肉店特製メニューが食べられます。

北海道で活躍しているオーナーが、北海道胆振東部地震からの復興支援で始められました。

小佐木島は、たった30分で一周できるコンパクトな離島。

ここにはないものも多いですが、ぜひ自分なりの島ならではの過ごし方を見つけて、楽しんでみてください。

紹介した施設

道の駅 みはら神明の里

住所広島県三原市糸崎4-21-1電話番号0848-63-8585営業時間9:00~18:00

SMILE-LABO HIROSHIMA(スマイル・ラボ広島)

住所広島県三原市大和町大草20075-28電話番号0847-34-0005入園料中学生以上500円、小学生300円、3歳以上100円さくらんぼ摘み取り体験量り売り750円/100g

宿NAVELの学校

住所広島県三原市鷺浦町須波2782(小佐木島)電話番号0848-87-5130​営業時間木・金・土・日 11:00~16:00料金サウナ・ランチセット 1人5500円 ※要予約

広島ホームテレビ『ピタニュー』(2024年6月7日放送)

※掲載された記事・情報は、取材当時のものです。予めご了承ください。

ひろしまリード編集部

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