「いつも洗面台の棚がキレイな人」があえて置かない“3つのもの”「全部置いてある…」「片付けます」
整理収納アドバイザーの三木ちなです。洗面台の鏡裏にある棚は、収納量が限られているため、ものがあふれてゴチャゴチャしやすいのが問題。すっきりとした空間を保つには、物量を見直して余計なものを置かないのが一番です。ここでは、洗面台の棚にわたしが“あえて”置かないものをご紹介します。
1.使っていない化粧品
洗面台収納でスペースを取りがちなものNo.1とも言えるのが「化粧品」。肌に合わなかったり、違うものに切り替えたりして不要になったコスメが置きっぱなしになっていると、洗面台の棚はどんどん窮屈になります。
そもそも、化粧品には使用期限があり、一般的には製造から3年が使用期限の目安です。開封後は3~6ヵ月ほどで使い切るのが理想。使い始めてから時間が経っている化粧品は雑菌が繁殖している可能性もあるので、洗面台を整える意味でもまとめて手放すことをおすすめします。
2.ホテルのアメニティ
旅行で宿泊したときに持ち帰ったアメニティ、使わずに溜まっていませんか? 「いつか使うかも……」と大事にとっておくのは一概に悪いとは言いません。しかし、そのときがいつ来るのか分からないまま洗面台に眠らせていては、意味がありません。むしろ、洗面台がゴチャついた印象になります。
歯ブラシなどの消耗品は、日頃の歯みがきや掃除に使うのもアリ。個包装のシャンプーなどは、帰宅後すぐに使うとムダにならないんです。
ちなみにわたしは、アメニティの持ち帰りを控えています。そもそも自宅に持ち込まなければ、洗面台の収納物は増えません。
3.ヘアアクセサリー
ヘアアクセサリーと言っても、ヘアゴム・ピン・ヘアキャップ・ヘアバンドなど種類はさまざま。洗面台にあれこれ詰め込んでいると、あっという間にパンクします。
わが家は鏡の裏に収納がついているタイプなのですが、収納スペースはそれほど広くないため、ヘアアクセサリーは置いていません。
代わりに脱衣所の壁にフックをつけて、使用頻度の高いものだけ吊るすスタイル。子どものヘアゴムやヘアピンは、リビングの一角に収納スペースを置いて、別の場所に定位置を設けています。
洗面台は「収納を埋めない」が整うコツ
洗面台の収納はただでさえ狭く、収納量に限りがあります。キレイな状態をキープするには、不要なものを取り除いて空間を埋めないこと。これが近道です。
動作・動線を考えて、収納場所を変えるのもひとつ。「洗面台まわりにものが多い……」とお悩みの方は、ぜひ物量や定位置を見直してみてはいかがでしょうか。
三木ちな/お掃除クリンネスト1級、整理収納アドバイザー1級、節約生活スペシャリスト、歴20年業スーマニア