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粋を極めた品々が並ぶ日本橋のショップ6店。ギフトや手土産にもおすすめの、日本伝統の美が詰まった品がいっぱいあります!

さんたつ

日本橋木屋本店1

五街道の起点である日本橋は、江戸の昔から商いで栄えた街であり、確かな仕事が施された品が集まる土地でもあった。その流れは今でも引き継がれ、美しさと技、“粋”を極めた品がたくさん。粋と上質はこの街から学ぼう!

日本橋木屋本店(にほんばしきやほんてん)

200年歴史を紡ぐ紙の老舗『榛原』

オリジナルの千代紙を表紙にあしらった榛原ノート各1760円。また180度開く糸かがり製本で書きやすいのも魅力。

日本橋に和紙舗として文化3年(1806)年に創業。なめらかで光沢のある雁皮紙(がんぴし)という手漉(てす)き和紙は、墨付きがよく美しい文字が書けると江戸で大評判になったという。明治・大正期にデザインされたオリジナルの千代紙を、朱印帳やフォトフレームなど小物に仕立てた商品も販売。乙女たちの心を虜(とりこ)にしてきた。和紙はもとより、便箋、封筒、金封など、多彩なアイテムが並び、訪日客からの人気も高い。

榛原を代表する“色硝子”柄を用いた六角筆筒1320円。朱印帳2310円。
季節に応じた品をさまざまなデザインで展開。
モダンな外観デザインには色硝子文様を取り入れて。

『榛原』店舗詳細

榛原(はいばら)
住所:東京都中央区日本橋2-7-1 東京日本橋タワー/営業時間:10:00~18:30(土・日は~17:30)/定休日:祝/アクセス:地下鉄日本橋駅から徒歩1分

細やかな文様の連なりに酔いしれる『江戸切子の店 華硝 日本橋店』

客の要望から2代目が考案したというオリジナルの文様“米つなぎ”。五穀豊穣と繁栄を願うデザイン。ワイングラス各13万2000円。

江戸時代、日本橋大伝馬町のビードロ屋・加賀屋久兵衛がガラスに模様を施したことからはじまった江戸切子。『華硝』は戦後、亀戸で創業し、2016年に江戸切子発祥の地・日本橋に専門店をオープンさせた。伝統紋様はもちろん、“米つなぎ”や“玉市松”といった独自の紋様を生み出すなど、技術と芸術性は国内外でも高く評価され、ルーヴル美術館での展示や、サミットの贈呈品にも採用されている。

白を基調にした和モダンな空間に江戸切子が凜(りん)と 並ぶ。ディスプレイは随時変わる。

『江戸切子の店 華硝 日本橋店』店舗詳細

江戸切子の店 華硝 日本橋店(えどきりこのみせ はなしょう にほんばしてん)
住所:東京都中央区日本橋本町3-6-5/営業時間:10:30~17:00(土・祝は11:00~)※江戸切子体験は要予約/定休日:日/アクセス:JR総武快速線新日本橋駅から徒歩1分

素材のおいしさを引き出す出汁の重要性『日本橋 八木長本店』

関東、関西、野菜の3種をそろえた「出汁3種」は1杯440円で飲み比べできる。

8代将軍徳川吉宗のころ、伊勢商人だった初代が日本橋で乾物の商いをはじめたことが起源。特にカツオ節に力を入れていたが、戦後は昆布やシイタケ、豆類なども取り扱うようになった。都内の料亭やレストランからも絶大な信頼を置かれる、プロに愛される店。国産食材が主題の料理教室や、出汁と旨味をテーマにしたイベントを海外で開催するなど、日本料理の基本となる出汁文化の啓蒙にも積極的だ。

カツオ節や昆布といった王道のほか、鶏節など新しい発見もある。
建築家・長坂常(ながさかじょう)とスキーマ建築計画による、歴史を感じながらも斬新な店舗。

『日本橋 八木長本店』店舗詳細

日本橋 八木長本店(にほんばし やぎちょうほんてん)
住所:東京都中央区日本橋室町1-7-2/営業時間:10:00~18:30/定休日:無/アクセス:地下鉄銀座線・半蔵門線三越前駅から徒歩1分

地域産業×アイデア=手にしたくなる道具『Cohana日本橋本店』

手に持ちやすく仕立てた庄三郎 伊賀くみひもの糸切りばさみ7150円。

1953年創業で、手首にはめて使う針山がヒットした手芸用品メーカーがプロデュース。日本各地の伝統工芸の技術と、現地の素材を生かし、新しいエッセンスも取り入れて作られる道具は実用的でかわいらしい。すでに全国約60の地域産業とコラボしている。手芸をする人も、しない人にも寄り添う手元に置きたくなる道具ばかりで、ちょっとしたギフトに、また自分へのごほうびにちょうどいい。

淡路瓦の針が磨ける針やすめ各3300円は、焼き菓子のような見た目。なんと針を磨くこともできる。
ナチュラルなしつらえの店内。地域産業にアイデアとデザインを加えた道具が並ぶ。
ふらっと入ってみたくなる温かみのある外観。

『Cohana日本橋本店』店舗詳細

Cohana日本橋本店(コハナにほんばしほんてん)
住所:東京都中央区日本橋室町4-3-7 KAWAGUCHI1F/営業時間:10:00~17:00/定休日:土・日・祝/アクセス:JR総武快速線新日本橋駅から徒歩5分

楊枝の歴史と技を侮ることなかれ『日本橋さるや』

上角楊枝20本1320円。先端が絶妙な細さだが、しなやかで折れにくい。

宝永年間から300年以上営む楊枝(ようじ)専門店。仏教の伝来と共に日本に伝わった楊枝は、江戸期、庶民のものとして広く使われるようになったと伝わる。香りが強く、弾力があるクロモジの樹木を材料として、熟練の職人が一本ずつ手作りし、生産数は1日に400本ほどだ。看板商品の上角楊枝の先端を細く丁寧に削り上げられた造形と使い勝手のよさは格別。まさに江戸から続く削りの技を見ることができる。

長さや細さ、用途で異なる楊枝がずらり。細やかな違いに、受け継がれる技を感じる。楊枝入れ(桐箱)の名入れも可能。
日本唯一の楊枝専門店としてのれんを掲げる。

『日本橋さるや』店舗詳細

日本橋さるや(にほんばしさるや)
住所:東京都中央区日本橋室町1-12-5/営業時間:10:00~17:00/定休日:日・祝/アクセス:地下鉄銀座線・半蔵門線三越前駅から徒歩1分

刃物のほか、生活を豊かにする道具の数々『日本橋木屋本店』

『木屋』を代表する刃物類。

刃物の専門店として、寛政4年(1792)に初代・加藤伊助が本家からのれんわけされてはじめた店。包丁やはさみなどをメインに各地の作家や職人とコラボした道具類も並ぶ。店頭ではスタッフが刃研ぎを行うこともあり、プロの技を間近で見られるチャンス。家庭でできるメンテナンスや手入れ方法も教えてくれるのもうれしい。また併設の展示スペースでは、日本古来の生活道具を見ることができる。

純銅の薬味専用おろし金・鶴2750円や、茶せんの技を用いて作られた薬味寄せ淡竹880円など、生活を少し豊かにしてくれる逸品がそろう。
併設の展示スペース「izutuki」では、技の細やかさに驚く品々が並ぶ。

『日本橋木屋本店』店舗詳細

日本橋木屋本店(にほんばしきやほんてん)
住所:東京都中央区日本橋室町2-2-1 COREDO室町1 1 F/営業時間:11:00~19:00/定休日:不定(施設に準じる)/アクセス:地下鉄銀座線・半蔵門線三越前駅から徒歩1分

MOOK『散歩の達人 東京駅~丸の内・八重洲・京橋・大手町・有楽町・日本橋』より

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