【夏の終わりの豆腐食堂】明太マーボー豆腐
この夏、冷ややっこは何度も食べたから……。そんなあなたにこそ、つくってほしい豆腐料理があるんです。食べ心地は軽いのに、豆腐の持ち味はしっかり。この時季にうれしいメニューをぜひ、お試しください。
ひき肉を明太子に、豆板醬を柚子こしょうにチェンジして、見た目も辛みもすっきり!
【レシピ】明太マーボー豆腐
1 豆腐は1.5cm角に切る。明太子は薄皮を除いてほぐす(約大さじ2になる)。さやいんげんはヘタを除き、小ロ切りにする。Aはボウルに混ぜ合わせておく。
2 フライパンにごま油小さじ2としょうがを入れて弱火にかけ、香りがたつまで炒める。Aを加え、混ぜながら中火で煮立たせ、とろみがついたら1の明太子と柚子こしょうを加えてサッと煮る。
3 さやいんげん、豆腐を順に加え、1分30秒間ほど煮て器に盛る。
[1人分170kcal 調理時間10分]
【教えてくれた人】堤 人美(つつみ・ひとみ)
料理研究家。「たいがいの家には豆腐、お揚げさん、厚揚げが常備されているのでは」という京都府に生まれ、大豆製品に親しんで育つ。「好きな豆腐は、同郷ながら夫は木綿派、私は絹ごし派なんです」
撮影・野口健志
スタイリング・朴 玲愛
取材&文・奈良結子
NHKテキスト『きょうの料理ビギナーズ』2024年9月号より抜粋