神戸・マルヤナギが震災発生日に「もち麦入りつきたて餅」をふるまう【助け合いの経験を忘れない】 神戸市
蒸し豆・佃煮・煮豆などの商品を展開する『株式会社マルヤナギ小倉屋』(本社:神戸市東灘区)が、阪神・淡路大震災が発生した1月17日に合わせて、「もち麦入りつきたて餅」のふるまい会を開催しました。
本社前の特設スペースには、予定時刻の前から多くの人が来訪。つづら折りの行列ができるなど大きな賑わいを見せました。
震災発生日に合わせた「ふるまい会」の開催は今年で3回目。
震災で本社工場が被害を受けた際、全国から支援が寄せられたことや、本社敷地内の井戸水を生活用水として周辺住民に提供し喜ばれた経験から、当時の“助け合いの気持ち”を忘れないための取り組みとして、実施されています。
石臼と杵を用意して、「よいしょー、よいしょー!」という大きな掛け声とともに、力いっぱい餅つきを行うマルヤナギの皆さん。
お餅には、兵庫県・北播磨で栽培されたもち麦「キラリモチ」がたっぷりと使用。
もち麦を加えたお餅は食感に楽しさが出るだけでなく、嚙みごたえが増して腹持ちも良くなりそうで、記者も自宅で試してみたくなりました。
来場者からは、「プチプチとした粒感がしっかりあって、もち麦が入っているのがよくわかる」「子どもがマルヤナギの蒸し大豆が大好きなので、このふるまい会も楽しみにしていました」といった声が聞かれました。
阪神・淡路大震災を語る際、悲しみや辛さが伴い、話題にすることにためらいを感じる人も少なくないと思います。
だからこそ、こうした楽しく参加できるイベントを通じて、震災を振り返ったり、家族で語り合う機会が生まれることは、震災の記憶や教訓を次世代へ継承していく上でとても重要な意味を持つと感じました。