静岡県唯一の店舗閉店へ 昨年は愛知県最後の店が… 東海から姿消すレストランチェーン
■不二家レストラン富士高嶺町店 9月27日に閉店
静岡県から「不二家レストラン」が姿を消す。富士市で1980年から営業を続けてきた「不二家レストラン富士高嶺町店」が、9月27日で閉店する。約46年にわたって地域で親しまれ、静岡県内では唯一の店舗。愛知県内の不二家レストランも昨年全てなくなり、これで東海エリアのレストラン店舗は三重県の1カ所となる。
防災、介護、ペット分野で需要拡大 富士市の製紙メーカーが開発したエチケットペーパー
不二家は公式サイトで、富士高嶺町店を9月27日の営業をもって閉店すると発表した。富士高嶺町店がオープンしたのは1980年。洋食をはじめ、ケーキやパフェなどのスイーツを楽しめるレストランとして約46年間営業してきた。店頭にも閉店を知らせる案内が掲示され、SNSなどでは営業終了を惜しむ声も上がっている。
不二家の歴史は古い。1910年に横浜・元町で洋菓子店として創業し、1950年には現在もおなじみのキャラクター「ペコちゃん」が誕生した。1978年には埼玉県の川口青木店をロードサイド型レストランの1号店として開店。富士高嶺町店は、その2年後に営業を始めたことになる。
富士高嶺町店で提供されていた「不二家ケーキ食べ放題」は店舗の閉店に先立ち、8月16日で販売を終えた。ショーケースに並ぶケーキから選べるサービスとして親しまれてきたが、「ケーキセット」の販売も終了している。
一方、不二家そのものが静岡県からなくなるわけではない。県内には洋菓子を販売する不二家の店舗がほかにもあり、富士市内にも「不二家マックスバリュ富士八幡町店」が営業している。
■愛知県最後の不二家レストラン東海店 昨年8月に閉店
今回なくなるのは、静岡県内で唯一営業している「不二家レストラン」。東海エリアでは、長年営業してきた不二家レストランの閉店が続いている。愛知県では昨年8月、東海市の「不二家レストラン 東海店」が閉店した。富士高嶺町店と同じく約46年間営業した店舗で、愛知県内で最後の不二家レストランだった。
愛知県から店舗がなくなってから約1年。今度は静岡県唯一の店舗も営業を終える。不二家の公式サイトには現在、東海エリアのレストラン店舗として富士高嶺町店と三重県桑名市の「名古屋アンパンマン&ペコズキッチン」の2店舗が掲載されている。
富士高嶺町店が閉店すると、「不二家レストラン」のブランドは東海エリアから姿を消す。東海エリアで不二家のレストラン店舗として残るのは、名古屋アンパンマンこどもミュージアム&パーク内にある「名古屋アンパンマン&ペコズキッチン」のみとなる。この店舗は、一般的なロードサイド型の不二家レストランとは異なる形態で営業している。
1980年から富士市で営業を続けてきた富士高嶺町店。約46年の歴史は、9月27日で幕を下ろす。
■店舗概要
店名:不二家レストラン富士高嶺町店
住所:静岡県富士市高嶺町3-5
営業時間:午前10時~午後8時半
定休日:年中無休
(SHIZUOKA Life編集部)