知らずに冷蔵庫に入れてた…。「食パン」を冷蔵保存してはいけない“3つの理由”
暖かい日が増えると、食品管理にも注意が必要。しかし、どんなものでも「冷蔵庫に入れれば安心」というわけではありません。ここでは、食パンを冷蔵保存してはいけない3つの理由をご紹介します。
水分が飛んで固くなる
温度が低く乾燥しやすい冷蔵庫内は、食パンとって苦手な環境そのものです。
冷蔵庫に入れっぱなしにすると、食パンの水分が蒸発してあっという間にパサパサになります。
一度水分が抜けたパンは、トースターで焼いても固いまま。とてもおいしいとは言えなくなってしまいます。
風味が悪くなる
冷蔵庫の低温により、食パンに含まれるでんぷん質が劣化して食感だけでなく味も落ちます。
そのままの食パンはもちろん、作り置きのサンドイッチ等も風味が損なわれる前に食べ切りましょう。
臭いが移る
冷蔵庫にはいろいろな食品を保存するため、臭いもさまざま。ドアを開けたときに感じるなんとも言えないイヤな臭いです。
食パンはこういった臭いを吸いやすく、冷蔵庫臭が移ってしまいます。臭い移りを避けるためにも、冷蔵保存は避けた方が無難です。
すぐに食べないなら冷凍保存がベスト
食パンのおいしさをそのままに保存するのなら、常温でも冷蔵でもなく「冷凍」が一番です。
密封できる食品保存袋に入れたりラップに包んだりしてフリージングすれば、臭い移り・乾燥を防げます。
食パンの消費期限は数日と短めですので、冷蔵ではなく冷凍保存で長持ちさせましょう。
三木ちな/クリンネスト1級、節約生活スペシャリスト、歴20年業スーマニアの節約ママライター