【ウイスキー教養】モノづくりを活かしたウイスキーづくり!吉田電材蒸溜所に独占インタビュー!
戦後の高度経済成長期を「モノづくり」で支えた技術力と情熱を、現在はウイスキーづくりに注いでいる吉田電材蒸留所。国内では珍しい、グレーンウイスキー専業の蒸留所です。そんな、新たな挑戦を試みる吉田電材蒸留所をご紹介いたします。
吉田電材蒸留所の設備
吉田電材蒸留所では、一般的なモルトウイスキーは生産せず、グレーンウイスキーの製造に特化しています。
強力な撹拌機や、よりグレーンウイスキーに適したハイブリッドスチルを選択されるなど、グレーンウイスキー専業の蒸留所ならではの設備が整っています。
吉田電材蒸留所の取り組みについて
国産100%を目指すという目標を掲げる吉田電材蒸留所。
原料だけではなく樽まで、それも国産のミズナラ樽を使用していきたいという中長期的な目標があるそうです。
また、樽を買うこと自体が厳しい現在のウイスキー業界、榎本さんはバーテンダー時代の人脈のおかげで、さまざまな種類の樽を調達できているとのことです。シェリーカスクやワインカスクなど、様々な樽の仕入れを進め、多種多様な原酒づくりを目指しています。
吉田電材蒸留所が見据える未来とこれからへの想いとは
吉田電材蒸留所は、「ジャパニーズウイスキーをもっとジャパニーズウイスキーにする」ということを軸に、グレーンウイスキー専業蒸留所として、グレーンウイスキーの可能性を広げていきたいとのことです。
ウイスキー事業を通じて原料から国産を取り入れることにより、ジャパニーズウイスキーの文化や農業の振興に少しでも寄与できればとお考えだそうです。
最後に
以上、吉田電材蒸留所の代表取締役松本さんとセールスマーケティング部チーフの榎本さんへのインタビュー第2弾でした。
グレーンウイスキーだからこその設備、ウイスキー業界や国内農業への想いなど、貴重なお話が数多くありました。
今後の吉田電材蒸留所の活動に注目です!