新潟縣信用組合、新潟県と佐渡市へ計200万円を寄付 世界遺産・佐渡の金山の保全へ活用
新潟縣信用組合の赤川新一理事長と新潟県の鈴木康之副知事
新潟縣信用組合(新潟市中央区)は5月28日、100万円を新潟県へ寄付した。寄付金は、佐渡の金山の保全などに充てられる。
新潟縣信用組合では2024年8月1日から10月31日まで、募集総額の0.01%相当額を寄付する「佐渡島の金山世界文化遺産登録記念定期預金」を販売。また同じく8月1日からは、融資金額の0.05%相当額を寄付する「佐渡島の金山世界文化遺産登録記念寄付型融貸」も取り扱い開始。今回は新潟県と佐渡市にそれぞれ100万円、計200万円を寄付した。
新潟縣信用組合の赤川新一理事長は、28日の県への贈呈式の中で「これから10年20年と世界遺産の価値を長く維持してもらうため、活用してもらいたい」と話した。
新潟県の鈴木康之副知事は「昨年7月に佐渡金山が世界遺産に登録されたが、特に今年と来年が勝負の年だと思っている。登録されて終わりではなく、今回の寄付も活用しながら、県としてしっかりと保存に取り組んでいく」と話した。
新潟縣信用組合では6月2日から、「世界遺産佐渡島の金山定期預金」を発売。今後も継続的に県と佐渡市へ寄付し、佐渡金山の保全などをサポートしていくという。
【関連リンク】
新潟縣信用組合 「佐渡島の金山世界文化遺産登録記念定期預金」の発売について
同 佐渡島の金山世界文化遺産登録記念寄付型融資について
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