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翠嵐・平沼 緑と赤、伝統の一戦 周年記念で今年も

タウンニュース

ベテラン勢が奮闘したOB戦

横浜翠嵐高校と横浜平沼高校伝統の一戦が、今年も開幕―。サッカー部の現役生とOBによる試合が3月22日、平沼高校グラウンドで行われた。

これは昨年創立110周年を迎えた翠嵐と、今年創立125周年の平沼が、周年記念事業として44年ぶりに復活開催した部活対抗戦。昨年は翠嵐主催による「翠平戦」、今年は平沼主催による「平翠戦」として2年にわたり実施している。かつて翠嵐の校舎焼失による平沼への間借りをきっかけに、1954年から80年までの間に25回開催された伝統行事だ。

開会式で、平沼高同窓会「真澄会」会長の皆藤愼一さん(62期)が、平翠戦の歴史を当時のエピソードを交えながら説明。平沼高サッカー部部長の谷口凌輝さんが「歴史ある戦いに参加できてうれしく思う」とあいさつした。

現役生による第一試合は白熱の展開となり、1対0で翠嵐が勝利。続く第二試合は勝ち点のつかないフレンドリーマッチだったが、両チームとも気合い溢れる熱戦となり、引き分けに。

OB戦では50代中心のメンバーと20代の若手で挑んだ平沼と、50代から最高齢73歳までのベテラン揃いの翠嵐が対戦。試合は終始若手を中心に平沼が攻める展開となったが、翠嵐のゴールキーパーの堅い守りがゴールを許さず、0対0の引き分け。翠嵐高OBの野口隆さん(30期)は「普段の紅白戦や対外試合では出ないパワーが湧いてきたのは、後輩たちの応援と歴史的なイベントの力。『機会があれば再試合ができれば』との声が皆さんからも上がりました」と振り返った。

この試合を皮切りに、今年は11月までの間、剣道、テニス、ハンドボール、バスケ、野球の各競技で対決。勝利校に勝ち点3、引き分けは1が与えられ、年間の合計勝ち点を競う。

熱い思いを背負って試合に臨んだ現役生たち
両校サッカー部の現役生とOBが集合

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