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【山倉勇太『Nothing to say』】オルタナロック・轟音ギターファンは注目!新潟のギタリスト、山倉勇太が初のソロ作品を配信リリース

日刊にいがたWEBタウン情報

 

山倉勇太

やまくらゆうた/the poppers(2006-2009) gold sounds(2010-2015) 山中さわおソロ(2012-2013) シュリスペイロフ(2015−2016) オタッキーズ(2023〜)  ケモノノスミカ(2023〜) 自らのバンド活動や サポートギタリストとして活動。 2025.12〜 メンバー固定のバンドではなく、 楽曲ごとにゲストミュージシャンを迎えて制作するソロプロジェクトの活動をスタート

日本のオルタナティブ・ロックのパイオニアであるthe pillowsの山中さわお氏のレコーディングやツアーに参加し、氏監修による音源制作の経験もあるギタリスト、山倉勇太。

現在は新潟を拠点に活動中する彼が、ソロ1stシングル『Nothing to say』を12月7日(日)に配信リリースします。

本作はタイトル通り「言葉はいらない」をテーマにしたギターインスト作品。

サウンドのベースは本人が愛する80〜90年代の英米オルタナティブ・ロック。
ニルヴァーナやダイナソーJr.を思わせる轟音ギターが主役ですが、決してノイジーではなく歌心のあるギターフレーズが印象的。
ギターがヴォーカルのように躍動する歌心のあるプレイを堪能できます。

リリースを控えた山倉勇太に話を聞きました。

好きなギターを素直に鳴らした。


オルタナ好きに響いてくれたらうれしい

ーー今回の作品作りのきっかけを教えてください。
自分のなかにずっと、自分の音楽をちゃんと磨いて、またthe pillowsの山中さわおさんと同じステージに立てるところまで行きたいっていう目標がずっとあって。今年の春にさわおさんのライブを観させていただき、改めて感動してたくさんの刺激を受けました。その日をきっかけに、音楽に向き合う気持ちが前よりもっと強くなり、今回の作品作りに繋がりました。

ーーギターの鳴りに80〜90年代のオルタナティブロック的な印象を強く受けました。
やっぱり自分が好きで聞いてた80年代、90年代のバンドのギターの音が染み付いてるから、何も考えずにフレーズを弾いても、多分そういう音になるんだと思います。今回は特に意識的に、ダイナソーJr.みたいな感じの曲にしたいなっていうのはありました。

ーー実際に完成した『Nothing to say』のギターの音は、ダイナソーJr.ほどひしゃげてはいませんが、ほどよく歪んでいます。
そうですね、歪んでいるといってもヘビーメタルとかの歪みではなく、まあオルタナっぽい、ちょっとぐしゃっとした感じの音色だと思います。J・マスシスのようなギターサウンドをベースに自分の好みをブレンドさせました

ーー80〜90年代のオルタナやグランジバンドを聞いていた自分が、年齢を重ねて、今のモードや気分で音を鳴らしたってことでしょうか?
そうそう。だからタイトルの『Nothing to say』も、別に言葉はいりませんよという意味ですし、実際そんなに言いたいことがあるわけじゃないんだけど、この音をいいと思ってくれた人には、こういう感覚を分かってもらえると思うんです。ヴォーカルがなくても、ギターの音から伝わるメッセージみたいなものがあるんじゃないかなと。それをどう言えばいいんだろう…ロックバンドが一番好きだっていうメッセージを伝える方法は、バンドだけじゃないという気持ちーー自分は歌も歌えないし歌詞も書けないけど、言葉がなくてもメンバーがいなくても、伝わるっていう、そういう意味が入っているかもしれません。

ーーロックバンドの音が好きだからこそ持ってしまう、縛りみたいなものから解放された作品なのかもしれませんね?
その気持ちはもうずっとあります。でも、それにこだわりすぎると、自分のなかにある可能性を潰してしまうし、それはもったいないというか。音楽を作る環境や作り方もリリースできる場所も全然変わってきて、自分でやろうと思えば全部できる。その意味でも解き放たれてるかもしれないです。

ーーロックバンドの主役はギターだっていうことを強く感じさせてくれる作品だと思いました。
そうそう。やっぱりギターってロックバンドのアイコン的な楽器ですよね。テクニックは別にそこまで重要ではなくて、それよりも「あの人のギターだな」「オルタナ好きのカッコいいギタリストだな」と思ってくれたらうれしい。J・マスシスって圧倒的にヒーローですよね。彼にしか出せないギターの音だし、それも一発でヤバいなってなる音。気合い入っているけど、ユルいじゃないですか。その感じが理想的なんです。今作は自分が鳴らしたい音を素直に鳴らしました。この記事や僕の発信しているSNSなどをきっかけに、オルタナファンの心に響いてくれたらうれしいです。

詳細はこちら

【DISC】
『Nothing to say』/After Low Records
USオルタナティブロックを経由したキャッチーなギターフレーズが印象的。
未発表曲『song8』のデモ音源も収録。

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